危険な名義貸し詐欺!お金がもらえる方法と名義を貸したら違法!

よく聞く名義貸し詐欺とは?

危険な名義貸し詐欺。クレジットカードや消費者金融の利用時に、他人に名義を貸したら違法です。

振り込め詐欺に代表されるような、高齢者たちに電話をかけてお金を騙し取る犯罪などを特殊詐欺と呼びます。

高齢者に限らず、被害が後を絶たない特殊詐欺の一つが「名前を貸してもらえませんか?」と言ってくる『名義貸し詐欺』です。

この名義貸しは昔からあり、「名義を貸すだけで数万円の謝礼を受けることができると甘い言葉をかけてくるのが特徴です。

名義貸し詐欺被害が後を絶たないのも、名義貸しというものがどういうものなのかをよく理解しないで安易に考えている人が多いことが一番の原因なのです。

知っていますか?名義貸し詐欺は違法であることを...

実の兄弟から「迷惑はかけないから、クレジットカードを作るときに名義だけ貸してくれない?」と頼まれたら皆さんはどうしますか?

中には、貸してしまうという人もいるかもしれません。

しかし、自分の名義を貸して使用されたクレジットカードの支払いが行われず、兄弟とも連絡が取れなくなった場合、

①名義を貸したから自分で支払わなければならない

②名義を貸したけど利用したのは兄弟だから自分に支払う責任はない

のどちらになると思いますか?

答えは①です。

クレジットカード会社はからしてみれば兄弟ではなく、名義を貸した本人との契約となっているのであくまでも支払い義務は名義貸しをした本人が負うことになってきます。

特にクレジット契約の場合は、発行を受けた名義人のみが使用できるとされています。 つまり、名義貸しでのクレジットカード契約は契約条件に反した行為となり、立派な違法行為となってくるのです。

いくら頼まれたからといっても簡単に名義を貸そうという人はいないと思いますが、これが詐欺の儲け話となってくると騙されてしまう人も出てくるのが実情です。

そこで改めて理解しておいて欲しいのが、名義貸しの行為は違法であるという点です。これをよく理解しておけば、簡単な儲け話に乗った名義貸しを行う人は少なくなってくるでしょう。

いくらよい儲け話があったとしても、違法行為をしてはいけません。それが詐欺だと気づいたときには

すでに深みにはまっているような状態になりかねないのです。

名義貸し詐欺の実態は

それでは、現在起こっている名義貸しの実態はどのようなものであるのかを説明していくことにしましょう。

昔からよく聞く名義貸し詐欺は、口金融の実態調査をしているといった体裁で、「あるところからお金を借りて、指定口座に借りた額を振り込めば謝礼金を出します」、「振り込んでもらった金額はこちらで直接返済しておきます」といった勧誘をし、振込をした後に一切連絡が付かなくなるといったものでした。

この手口は今も横行しており、大金を稼ぐことのできない学生や主婦がターゲットとなって多くの被害者を出しています。

(1)消費者金融での借入を利用した名義貸し詐欺

「苦労することなくお金を借りるだけで儲けられる」という甘い言葉で30万円くらいの借入を行わせ、そのお金をだまし取るケースです。

「借入をしたお金はちゃんと返済しておく」と言われるのですが、実際に返済は行われず、返済当日になって返済されていないと知った時には、連絡が一切付かないというものです。

そしてこの名義貸しには、この他にもいくつものケースがあり、様々な手口で多くの被害者を生んでいます。

(2)クレジットカードを利用した名義貸し詐欺

クレジットカードを作らせ、指定する商品をショッピング枠いっぱいまで購入させるというものです。

このケースは「自社商品を形式的に購入する形をとるだけなので、請求は発生しないようにストップさせますし、購入した額の10%を謝礼として支払います」などと言われるために、30万円使えば3万円儲かるといった安易な考えの元、騙される人が多いようです。

しかし、当然、支払いがストップされることはなくクレジット会社からの請求は起こりますし、支払いを問いただそうとした時には業者との連絡はつかなくなってしまっています。

(3)携帯電話を契約させる名義貸し詐欺

携帯電話を代わりに契約してくれれば謝礼を支払うというものです。

もちろん携帯電話は、すぐに解約するなど上手く丸め込まれるわけですが、その携帯電話は第三者に転売されて、犯罪などに利用されるだけでなく、その電話代の請求が契約者のもとに送られてくることとなります。

また現在は、携帯電話の購入に数万円の実費が掛かるようになったため、同じ手口で契約させ手に入れた携帯電話のSIMカードだけを抜き取り、本体を転売するというケースも多くなってきています。

契約者は携帯を分割支払いで購入しているために支払いは継続して行わなければならないのですが、業者は1万円程度の謝礼金で手に入れた携帯電話を3、4万で転売できるというわけです。

(4)銀行口座を開設させる名義貸し詐欺

キャッシュカード付きで銀行口座を開設してくれれば、謝礼金を支払うというものです。

しかし口座の売買自体が違法であることに加え、これらの口座は振り込め詐欺などの犯罪に使われることが多いです。口座を作った側も罪に問われる場合があります

社会的に大ダメージを負ってしまうことになるので大変な危険性を秘めていると言えるでしょう。名義貸しの怖いところは金銭的な面で大きな被害を被るだけでなく、発生した被害の責任を自分で負わなければならなくなるという点です。

この記事のまとめ

先ほども説明しましたが、名義貸し行為自体が違法です。

ですから、小銭稼ぎにと思って行った行為が名義貸し詐欺だと気づいた時には、犯罪を行ったことを認識させられることになるだけでなく、その支払い義務は全て当人に課せられることになります。

また、銀行口座の名義貸しのような犯罪に手を貸したことによって、世間から犯罪者としてのレッテルを貼られる事態もあるわけです。

そうならに為にも、名義貸しは違法行為であるということをよく理解して、くれぐれも安易な儲け話には乗らないように心がけるようにしてくださいね。

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