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監修者
大学講師(専門:心理学)
佐藤 栄晃
さとう ひであき
プロミス |
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目次
プロミスの申し込みに必要な書類
まず申し込みに必要な書類について、どんなものがあるか一覧で確認しましょう。
申し込みに必要なのは本人確認書類と収入証明書類
申し込みに必要になる書類は2つに分けられます。
ひとつは「本人確認書類」、もうひとつは「収入証明書類」です。以下のような書類がこれらに当てはまります。
本人確認書類(以下のいずれか)
- 運転免許証
- パスポート
- 健康保険証+1点(例:住民票)
収入証明書類(以下のいずれか)
- 源泉徴収票
- 確定申告書
- 税額通知書
- 所得(課税)証明書
- 給与明細書と賞与明細書
本人確認書類が必要な理由
プロミスに限らず金融機関にローンの申し込みをするときには、本人確認書類を提出する必要があります。
本人確認書類は、特に申込者が本人であるか確認すること、つまりなりすまし防止のために利用されます。また、犯罪組織への資金流入を防ぐことも本人確認書類を確認する目的のひとつです。
収入証明書類が必要な理由
収入証明書類は、名前のとおり申込者にどの程度収入があるか確認するための書類です。
プロミスなどの貸金業者は、契約時に申込者の年収などを正しく確認し、総量規制(融資額は年収などの3分の1までという制約)に抵触しないようにしなければなりません。
これは過度な借り入れから消費者を守るためであり、同時にプロミス側が申込者の返済能力を確認し、貸し倒れのリスクを減らすためでもあります。
プロミスで収入証明書類の提出が必要となる場合は、以下に当てはまるときです。
収入証明書が必要となる条件
- 希望の借入額が50万円を超える
- 希望の借入額と他社での利用額の合計が100万円を超える
また、すでにプロミスを利用している人でも、以下の場合は提出を求められることがあります。
収入証明書の再提出が必要となる条件
- 以前提出した収入証明書類の発行日から3年以上が経過している
収入証明書類を提出しないと、カードローンの使用を一時的に停止されたり、利用限度額が減額されたりすることがありますので、求められた場合は必ず提出するようにしましょう。
本人確認書類について詳しく見てみよう
それでは、本人確認書類の種類についてひとつずつ見ていきましょう。
運転免許証
運転免許証を持っている人はこちらを提出するといいでしょう。
提出時の注意点としては、住所などの変更事項の記載がある場合には、写真がある表面だけでなく、裏面も提出する必要があります。
裏面に変更事項が書かれている場合は、かすれて見えづらくないか提出時にしっかり確認してください。
パスポート
パスポートの場合、提出が求められるのは顔写真のあるページと住所が記載されているページ(所持人記入欄)です。提出するときには、顔写真などが見切れていないか注意してください。
健康保険証+住民票
運転免許書もパスポートも持っていない場合は、健康保険証が本人確認書類として利用できます。
ただし、健康保険証だけでは本人確認書類として認められません。補完書類として、もう1点を提出する必要があります。
プロミスのホームページでは補完書類の例として住民票が挙げられていますが、住民票が手元に準備できない場合は、以下のものでも認められる可能性があります。
補完書類は原則、発行日から6ヶ月以内のものが有効です。
健康保険証の補完書類
- 国税または地方税の領収書
- 納税証明書、社会保険料の領収書
- 公共料金の領収書
収入証明書類について詳しく見てみよう
次に、収入証明書類について見ていきます。
収入証明書類として有効なのは、直近で発行されたものに限られます。直近とはいつまでのことを指すのか、こちらもあわせて確認しておきましょう。
最新の源泉徴収票
年末に勤務先から発行される源泉徴収票があれば、それを収入証明書とすることができます。
源泉徴収票が収入証明書として有効となる期間は、以下のとおりです。
収入証明書としての有効な期間
- 提出日が1月1日から2月末日の場合は、証明する年度が前々年度以降のもの
- 提出日が3月1日から12月31日の場合は、証明する年度が前年度のもの
最新の確定申告書
個人事業主や自営業、フリーランス、給与所得以外に収入がある人で、確定申告しているのであれば、確定申告書が収入証明書として利用できます。
確定申告書が収入証明書として有効となる期間は、以下のとおりです。
収入証明書としての有効な期間
- 証明年度が前年分のもの
- 提出日が1月1日から3月31日の場合は、証明年度が前々年分のものも可能
直近の2ヶ月分の給与明細書と1年分の賞与明細書
給与明細書と賞与明細書も収入証明書類として利用できます。
給与明細書と賞与明細書が収入証明書として有効となる期間は、以下のとおりです。
収入証明書としての有効な期間
- 直近1年間に賞与がない場合は、直近2ヶ月分の給与明細書
- 直近1年間に賞与がある場合は、直近2ヶ月分の給与明細書 + 1年分の賞与明細書
個人事業主・自営業の場合の所得(課税)証明書
個人事業主や自営業の場合、所得(課税)証明書も収入証明書類として利用できます。
所得(課税)証明書は、所得証明と所得課税証明をあわせた証明書です。
居住する地域の役所で発行できますが、自治体によって名称が異なる場合がありますので、収入証明書類が必要であることを窓口で伝えましょう。
収入証明書として有効となる所得(課税)証明書は、「収入額」と「所得額」の記載があり、以下の期間を満たすものです。
収入証明書としての有効な期間
- 提出日が1月1日から6月30日の場合は、証明する年度が前々年度以降のもの
- 提出日が7月1日から12月31日の場合は、証明する年度が前年度のもの
必要書類をプロミスに提出するタイミングは?
手元に準備した必要書類をプロミスに提出するのは、どのタイミングでしょうか。
書類提出のタイミングは申込時
プロミスへの書類の提出は、本審査の前に求められることが多いです。
ただし、郵送の場合は申込用紙などと一緒に、必要書類のコピーを同封して送る必要があります。申込後に必要書類がそろったら審査がスタートします。
滞りなく審査を受けるためにも、申し込むときには必要書類を手元にそろえておきましょう。
追加提出を求められることも
決められた必要書類を提出した場合でも、追加書類の提出を求められることがあります。
例えば、提出した書類と申込書に記載されている住所や氏名が違う場合や、他社からの借入額が多く現在の収入状況の把握が必要になった場合などがあります。
追加書類が必要になるかどうかは、そのときになってみないとわからないことも多いです。求められた書類が提出されないと手続きが進まないため、プロミスから提出を求められたときはなるべく早めに書類を準備しましょう。
必要書類の提出方法と注意点を知っておこう
プロミスに書類を提出する方法にはどんなものがあるのでしょうか。申込方法ごとに、提出方法と注意点を確認していきましょう。
Web申し込みの場合
Web申し込みの場合は、契約手続きをすべてWebで完結させることができます。
すべてWebで完結させるためには、メールかプロミスの公式アプリで必要書類を提出することになります。
携帯電話やスマホのカメラで書類を撮影して送るだけなので、簡単に提出できます。撮影するときは、手ブレなどで書類が不鮮明にならないよう注意してください。
自動契約機で申し込む場合
自動契約機での申し込みであれば、必要書類を持ったうえで自動契約機に向かう必要があります。
自動契約機には必要書類を読み取る機械が設置されているので、指示に従って書類を専用のスキャナーでスキャンすれば提出が完了します。
もし利用方法がわからない場合は、自動契約機内に備え付けてある電話でオペレーターに問い合わせましょう。
店頭窓口申し込みの場合
店頭窓口からの申し込みなら、来店時に必要書類を持参してください。申し込みの際に、その場で担当者に手渡せば提出完了です。
ただし、有人の店頭窓口は数が少なく、営業時間も平日10:00~18:00のため、利用しづらいというデメリットがあります。
電話申し込みの場合
「プロミスコール」(0120-24-0365)または女性専用ダイヤル「レディースコール」(0120-86-2634)から申し込んだ場合は、書類提出方法をメール・公式アプリ・自動契約機から選択することができます。
手間がかからないのはメールや公式アプリから撮影した画像を送信する方法ですが、鮮明な写真が撮れない場合などは、近くの自動契約機から提出しましょう。
郵送申し込みの場合
郵送の場合は、申し込みと同時に必要書類を同封して送ることになります。
申込用紙は以下の方法で手に入れることができます。
申込用紙の入手方法
- 公式ホームページの申込書類請求フォーム
- プロミスコール(0120-24-0365)
- お客様サービスプラザ(店頭窓口)
郵送の場合は、プロミスに書類が届いてから審査に入ります。ほかの申込方法よりも時間がかかる可能性が高いので注意してください。
プロミスの必要書類に関するQ&A
最後に、必要書類の提出に関する疑問にお答えしていきますので、参考にしてください。
Q:現住所が本人確認書類と違う場合はどうしたらいいの?
A:現住所がわかる追加書類を提出してください。
現住所が本人確認書類に記載のものと違う場合は、現住所が記載されている以下の書類をあわせて提出する必要があります。
ただし、発行日から6ヶ月以内のものが有効になりますので注意してください。
現住所確認書類
- 公共料金の領収書(電力会社・水道局・ガス会社・NHK発行のもの)
- 住民票の写しまたは住民票の記載事項証明書
- 国税または地方税の領収書、もしくは納税証明書
- 社会保険料の領収書
Q:外国籍の場合はどうしたらいいの?
A:「在留カード」もしくは「特別永住者証明書」を提出してください。
外国籍の人は、公的証明書として「在留カード」または「特別永住者証明書」を準備するようにしましょう。また、提出する証明書の有効期間を確認し、有効な書類であるかであるかどうかもチェックしておきましょう。
Q:転職直後の場合、収入証明書類はどうすればいいの?
A:カードローン以外に申し込むか、プロミスに一度問い合わせをしてください。
プロミスでは、収入証明書類として源泉徴収票や直近2ヶ月分の給料明細などの提出を求めることがあります。
転職直後で勤続年数が3ヶ月未満の人はこのような書類を提出できないため、契約できない可能性があります。そのため、カードローン以外でお金を借りる方法を探すか、一度プロミスに問い合わせてみることをおすすめします。
Q:増額審査の必要書類は?
A:収入証明書類が必要な場合があります。
現在の利用限度額を増額したい場合は、プロミスに増額申請をしましょう。
増額申請をすると、増額審査が行われます。このとき、希望の利用限度額が50万円を超える場合や、増額後の利用限度額と他社での利用額の合計が100万円を超える場合は、収入証明書類の提出が必要となります。プロミス側から求められない限り、増額申請では本人確認書類を改めて提出する必要はありません。
Q:おまとめローンの必要書類は?
A:本人書類と収入証明書類が必要です。
おまとめローンとは、複数あるローンを1つにまとめることによって、毎月の負担を軽減させる方法です。
プロミスのおまとめローンを利用するためには、本人確認書類と収入証明書類の提出が必要となります。