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監修者
大学講師(専門:心理学)
佐藤 栄晃
さとう ひであき
アイフル |
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アイフルに申し込む際に必要な書類は?
アイフルに申し込むときに必要な書類について、まずは確認しておきましょう。
提出する書類には、「本人確認書類」と「収入証明書類」の2つがあります。このうち、本人確認書類の提出は必須です。
本人確認書類
本人確認書類として有効な書類は以下になります。
【本人確認書類】
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- パスポート
- 住民基本台帳カード
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
- 特別永住者証明書
- 在留カード など
また、書類の記載住所が現在の住所と異なる場合、現住所が確認できる以下の書類のうちいずれか2点の提出が必要になります。
【公共料金領収書】
- 電気
- ガス
- 水道
- NHK
- 固定電話
- 国税・地方税の領収書または納税証明書
収入証明書類
収入証明書類として有効な書類は以下になります。
【収入証明書類】
- 源泉徴収票
- 給与明細書※
- 住民税決定通知書
- 所得証明書
- 確定申告書
- 住民税決定通知書
- 納税通知書
- 青色申告決算書
- 収支内訳書
- 支払調書
- 年金証書、年金通知書(年金以外におもとなる定期的な収入がある人のみ有効) など
※給与明細書を提出するのであれば、直近2ヶ月分が必要です。
収入証明書類は、最新分(例えば源泉徴収票なら前年度分)のみ有効となります。
書類の提出方法
収入証明書類の提出方法は、アイフルの利用申込方法によって変わります。
申込方法別のおもな提出方法
店頭窓口 | 電話 | 無人契約ルーム | インターネット | |
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提出方法 | その場で担当者に直接渡す |
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設置されているスキャナーを利用する | 写真またはプリンターなどでスキャンし、書類提出サービスを利用する |
収入証明書類の提出が不要な場合もある! その条件は?
収入証明書類については、提出が必要な場合とそうでない場合があります。
その違いを見ていきましょう。
アイフルでの利用限度額が50万円以下
アイフルでの利用限度額が50万円を超えなければ、収入証明書類の提出は必要ありません。
とはいえ、利用限度額が決まるのは審査後ですので、借入希望額が50万円以上の場合は収入証明書類を準備しておきましょう。
アイフルや他社からの借り入れの総額が100万円以下
アイフルの借入希望額が50万円以下で他社からの借り入れがない場合や、アイフルと他社からの借入額を合算して100万円以下であれば、収入証明書類の提出は必要ありません。
他社との比較
アイフルと他の金融機関で、収入証明書類が必要となる条件を比べてみましょう。
収入証明書が必要な条件
収入証明書類が必要な条件 | |
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アイフル |
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プロミス |
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アコム |
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SMBCモビット |
※上記に当てはまらない場合でも収入証明書の提出が必要な場合があります。 |
バンクイック |
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みずほ銀行 |
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このように多くの金融会社では、以下の条件にあてはまるのであれば収入証明書類の提出は必要ないでしょう。
【収入証明書が不要な条件】
- 利用限度額が50万円以下
- 申し込む金融会社と他社からの借入総額が100万円以下
※記に当てはまらない場合でも収入証明書の提出が必要な場合があります。
収入証明書が必要な条件
それでは次に、収入証明書類が必要な条件について見ていきましょう。
以下の5つが挙げられます。上の2つについては先述しましたが、その他の条件についても押さえておいてください。
【収入証明書が必要な条件】
- 限度額を超える場合
- 他社からの借入額との総額が100万円を超える場合
- 増額申込をした場合
- 以前の提出から年数がたっていて、就業状況を確認する場合
- 審査の過程で提出を求められた場合
限度額を超える場合
アイフルでの借入限度額が50万円を超える場合には、収入証明書が必要です。
これは、貸金業法の「総量規制」と関わりがあります。
総量規制とは、過度な借り入れから消費者を守るために作られた制度で、原則として年収などの3分の1を超える貸金業者からの貸し付けを禁止してします。
また、貸付金額が50万円を超える場合、貸金業者は収入を証明する書類の提出を求めるように定められています。
これによりアイフルに限らず、貸金業者は50万円を超えた融資を希望する人に対して、収入証明書類を提出するように求めることになっているのです。
他社からの借入額と合計した総額が100万円を超える場合
他社での借入額(利用残高)とアイフルでの利用限度額の合計が100万円を超える場合には、収入証明書類の提出が必要です。
総量規制における貸付金額とは「貸金業者から借り入れている合計額」を指します。
例えば、年収600万円のAさんは、年収の3分の1である200万円まで借り入れが可能です。
すでにA社から50万円、B社から20万円借り入れしていた場合、アイフルからは130万円まで借り入れが可能です。
そしてアイフルで30万円以上借り入れるのであれば、他社の借入額と合わせて100万円を超えますので収入証明書類の提出を求められます。
増額申込をした場合
アイフルでは、増額専用ダイヤルまたはインターネットの会員メニューで限度額の増額を申し込むことができます。
このとき、借入額が総量規制で定められた額以上になる場合は、収入証明書の提出が必要となります。
以前の提出から年数がたっていて、就業状況を確認する場合
アイフルに収入証明書類を提出してから3年以上経過すると、再提出を求められます。
これは現在の就業状況の確認、総量規制を超えていないか、返済する能力はあるかなどを確かめるためです。
審査の過程で提出を求められた場合
カードローンの審査では申込者の返済能力を確認する目的があります。そのため、希望限度額が年収の3分の1を超えておらず、他社からも借り入れしていなくても、念のため収入証明書類の提出を求められることがあります。
収入証明書が必要な理由と提出することのメリットと注意点
収入証明書類の提出が必要な場合についてここまで見てきましたが、なぜ収入証明書類の提出が必要なのでしょうか。提出することで得られるメリットと注意点もあわせて紹介します。
収入証明書が必要な理由
貸金業者が収入証明書類の提出を求める場合については、貸金業法によって定められています。
アイフルなどの貸金業者は、契約時に申込者の年収などを正しく確認し、総量規制に抵触しないようにしなければなりません。
これは、過度な借り入れから消費者を守るためである一方で、アイフル側が申込者の返済能力をよく調査し、貸し倒れのリスクを減らす目的もあります。
提出することのメリット
収入証明書類を準備するのは面倒だと感じる人もいるかもしれません。
しかし収入証明書類を提出すれば、その人の勤務先や年収などを証明できるため、短い時間で審査が終わる場合が多いです。
また提出することで、限度額50万円以上の借り入れも可能になります。
提出しなかった場合
法令順守のため、収入証明書類の確認はアイフルにとって大切な手続きだといえます。
必要であるのに収入証明書類を期限までに提出しなかった場合は、審査に通らないことが考えられます。
また、すでに利用している人でも、提出を求められたにもかかわらず無視をして提出しなかった場合、収入証明書類が提出されるまでカードローンの使用を一時的に停止されたり、利用限度額が減額されたりする場合があります。