※新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、掲載カードローン各社の営業時間等が変更になっている場合があります。詳細は各社公式サイトをご確認ください。

監修者
大学講師(専門:心理学)
佐藤 栄晃
さとう ひであき
アコム |
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目次
学生でも申し込みが可能
カードローン、特に銀行系のカードローンでは、学生は申し込めないことが多いですが、アコムは条件を満たせば学生でも申し込むことが可能です。
借りるための条件は?
アコムで学生がお金を借りるための条件には、以下の2つがあります。
- 20歳以上であること
- 現在安定した収入があること
20歳以上であること
まず1つめの条件となるのは、申込時に年齢が20歳以上であることです。
今は19歳だけど今年20歳になるから借りられないかな、と思う人もいるかもしれません。しかし、申込時に20歳以上でなければなりませんから、この場合は申込自体行うことができません。条件を満たす年齢になるまで待ちましょう。
現在安定した収入があること
2つめの条件となるのは、安定した収入があることです。
安定した収入があれば、アルバイトでも問題ありません。
月に10万円以下でも構わないので、毎月同じ額の収入を繰り返し得ることができれば、安定した収入があると考えることができます。ただし、毎月決まったお金が入るといっても、奨学金や仕送りで生活している学生は契約できませんので注意しましょう。
借り入れできる上限金額と目安
学生でもお金を借りることができるとして、どれくらいの額まで借りることができるのでしょうか。
アコムの借入額は1~800万円となっていますが、もちろん誰でも800万円まで借りることができるわけではありません。借り入れできる限度額は申込時の収入や職業などによって決定されます。
なお、アコムの利用者がどれくらいの額を借り入れしているかについては、公式ホームページで「貸付金額別口座数構成」というグラフが公開されています。このグラフを見ると、利用者全体の約7割が50万円以下です。この額をひとつの目安とするとよいでしょう。
出典:アコム「貸付金額別口座数構成」(主婦、契約社員、派遣社員、アルバイトのお客さま)
金利について
金利とは、「借りたお金に対して支払う利息の割合」のことを指します。この金利は利息額の計算をするときに使います。
アコムの貸付条件を参照すると、金利は実質年率3.0~18.0%となっています(実質年率とは、利息の他に手数料など支払う必要がある費用を含めた利率のこと)。
例えば、5万円を年18.0%の金利で1年間借り入れたとすると、途中返済無しの場合、9000円の利息がかかります。
平均的な借入金額は?
学生であっても、申込時の収入や職業などによって限度額が決定されるので、必ずこの金額を借り入れできるとはいえませんが、一般的に学生が借りられる額は10万円程度といわれています。では、10万円借りるとすると、どれくらい収入があればいいのでしょうか。
消費者金融では、「総量規制」によって借入額が決定されます。総量規制とは、個人の借入総額が、原則として年収などの3分の1までに制限される制度です。これを目安とすると、10万円借りるなら年30万円以上(月2.5万円以上)が必要となる計算になります。
消費者金融からお金を借りている学生の数は?
借り入れをしている学生の数については、ひとつの例として、金融庁が公開している「貸金業利用者に関する調査・研究」(2019年)を見てみると、3年以内に借り入れ(銀行カードローン、消費者金融など)を行った人のうち、3%ほどとなっています。全体での割合は決して多くありませんが、消費者金融から借り入れをしている学生が全くいない、というわけではありません。
参考:金融庁「貸金業利用者に関する調査・研究」
カードローンと学生ローンの違い
学生がお金を借りる方法として、カードローンの他に「学生ローン」というものがあります。学生ローンとは、おもに学生を対象に融資を行う消費者金融のことを指します。
カードローンとの違いとしては、以下が挙げられるでしょう。
- 20歳未満でも借りることができる
- 金利が消費者金融よりも少し低い
- 限度額は50万円ほど
アコムは申込時に20歳以上であることが条件となっているので、学生で20歳未満の方は申し込むことができません。しかし、学生ローンであれば申し込むことができる場合があります。20歳になるまでにお金の借り入れが必要な場合はこちらを検討しましょう。
また、金利についても消費者金融より少し低く設定されていることがあります。
就職に影響はないの? 返済できなかったら? 借り入れのメリット・デメリット
それでは次に、アコムを利用するメリット・デメリットを見ていきましょう。
メリット
アコムを利用するメリットとしては、以下のようなものがあります。
- 全国展開している
- 使い道は自由
- 用意する書類は簡単
- 借り入れや返済をしやすい など
アコムが利用しやすいメリットにはまず、全国展開している大手消費者金融であるため提携ATMなども多く、借り入れ・返済がしやすいことや、借り入れしたお金は利用目的に制限がないため、使い勝手がよいことが挙げられます。
また、インターネットからの申し込みや自動契約機(むじんくん)を利用すれば、その場で申し込みからローンカードの発行まで行うことができ、必要書類も本人確認書類だけで済むこともメリットといえます。
デメリット
続いて、アコムのデメリットをまとめると以下のようになります。
- 銀行系のカードローンより金利が高い
- 安定した収入がないと申し込みができない
- 返済できないと信用情報が傷つく など
アコムを利用する際にデメリットとなるのは、まず金利です。
アコムの金利は他の消費者金融より高いとはいえませんが、銀行系のカードローンと比較するとやはり高めに設定されています。借入期間が長くなれば、その分支払う金額が増えていくので注意が必要です。
その他、アルバイトでもかまいませんが安定した収入がないと申し込めないことや、万が一返済が滞ったときは信用情報が傷つくことなどがあるでしょう。
ちなみに学生が気になるポイントとして、消費者金融を利用したことで、就職に影響があるかということが挙げられます。結論からいえば、ほぼ心配することはありません。
通常、ローンを利用したことがあるかないかといった信用情報を一般企業が知り得ることはありません。ですが、返済についてはしっかり済ませておくことが肝心です。
例えば、返済できずに親が代位弁済した場合、信用情報に金融事故として記録が残ってしまいます。こうした記録は今後お金を借りたり、クレジットカードを申し込んだりするとき、またローンを組む際などに足かせとなってしまいますから、滞納が発生しないよう返済は忘れずしておきましょう。
審査方法と時間や注意すること
アコムで契約するには、審査を通過しなくてはいけません。その際、次のような点が重要です。
- 提出書類に不備がないか
- 個人信用情報に問題がないか
- 借入金額が総量規制を超えていないか
アコムは最短30分で審査が完了しますが、クレジットカードの支払いや携帯電話料金の延滞など信用情報に問題があったり、申込内容に虚偽や不審な点があったりした場合は、アコムの担当者が確認作業をしなくてはいけません。そのため、審査の時間が延びてしまうことが考えられます。
在籍確認で周りにバレない?
カードローンを申し込むときは、利用していることを家族や周りの人に知られたくない人もいるでしょう。ここでは、申込方法の種類と、なるべく周囲にバレない契約方法をお伝えします。
申込方法は電話・インターネット・自動契約機(むじんくん)・窓口・郵送
アコムの申込方法には、以下の5種類があります。詳細は各方法のURLを確認してください。
(1)電話
電話番号:0120-07-1000
24時間365日対応可能。電話で申し込めばすぐに審査可能です。ただし、18:00以降に電話した場合は、翌日回答となります。契約手続きには、インターネット・店舗来店・郵送・FAXで書類を送る必要があります。
https://www.acom.co.jp/first/apply/tel/
(2)インターネット(アプリ)
申し込みから契約までインターネットで完結。
即日で振り込みによる借り入れも可能です。
https://www.acom.co.jp/first/apply/internet/
(3)自動契約機(むじんくん)
契約からカード発行まで、自動契約機(むじんくん)内で完結。
機械のモニターに表示される呼出ボタンを押せば、担当オペレーターに直接相談できます。最短30分でカード発行が可能です。
https://www.acom.co.jp/first/apply/store/
(4)店頭窓口
契約からカード発行まで、店舗内で完結。
担当者と対面で話せるので、契約や借り入れに疑問があれば相談できるでしょう。
https://www.acom.co.jp/first/apply/store/
(5)郵送
近くにアコムの店舗や自動契約機(むじんくん)がない場合におすすめです。
電話連絡後に送付される書類に記入・返送することで手続きできます。
家に書類が届くことがあるので、家族にバレるリスクがあるといえるでしょう。
https://www.acom.co.jp/first/apply/mail/
申込方法 | 受付時間 |
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インターネット | 24時間365日 |
店頭窓口 | 9:30~18:00(土・日・祝日は休業) |
自動契約機(むじんくん) | 8:00~22:00(2020年4月より9:00~21:00) |
電話 | 24時間365日 |
参考:https://www.acom.co.jp/first/apply/
バレたくない人は、インターネットと自動契約機を利用する
周囲には内緒でカードローンを利用するのなら、インターネットでの申し込みがおすすめです。アコムでは必ずローンカードの発行が必要になるため、カードを郵送してもらうと家族にバレる可能性が高くなってしまいます。
そこでインターネットと自動契約機(むじんくん)を利用すれば、申し込みはインターネット上で完結します。カードの発行も自動契約機(むじんくん)から行えるので、家族に気づかれるリスクを減らすことができます。
申し込みや借り入れ・返済方法
それでは申し込みや借り入れ、返済する方法を確認していきましょう。
申し込みの流れ
申し込みに5つの方法があることは先ほど説明しました。
今回は、なるべくバレずに融資を早く受けることができる、インターネットと自動契約機(むじんくん)を使った方法をご紹介します。
基本的に、契約は下記の手順に沿って行います。
- アコム公式ホームページまたはアプリで「お申し込み」を選択する
- ガイダンスに従って必要事項を入力する
- 必要書類(本人確認書類)を提出する
- 審査結果を待つ
- アコムから審査完了の連絡がくる
- 問題なければ、自動契約機(むじんくん)でカードを発行する
インターネットで先に申し込みをしておけば、カード発行にかかる時間を短縮することができます。インターネットでの申し込みが完了すると、すぐに審査が始まります。最短30分でメールもしくは電話にて審査結果が届きますので、最寄りの自動契約機(むじんくん)でカード発行手続きを行いましょう。
自動契約機(むじんくん)の設置場所は、アコムの公式ホームページの「店舗・ATM案内」から検索することができます。
<店舗・ATM案内>
https://www.acom.co.jp/store/
受付時間は8:00~22:00まで、年末年始を除いて年中無休です。2020年4月1日以降は営業時間が変更になり、9:00~21:00となりますので注意が必要です。
<必要書類>
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど)
※顔写真のない健康保険証などを利用する場合には、住民票や公共料金の領収書、納税証明書(発行日または領収日から6ヶ月以内のもの)などがあわせて必要
なお、借入希望額が50万円を超える場合などは、以下のような収入証明書が必要になります。
<収入証明書>
- 源泉徴収票
- 確定申告書
- 給与明細書
- 市民税・県民税額決定通知書 など
借り入れの流れ
アコムの借入方法には、次のようなものがあります。
- アコムの専用ATM
- 提携ATM(手数料あり)
- 店頭窓口(平日9:30~18:00)
- 振り込み
もっとも利用しやすいのはATMを使う方法でしょう。ATMで借り入れをする際の操作手順は以下のとおりです。
- アコムのローンカードをATMに挿入する
- 「ご出金(借入)」ボタンを選択
- 4ケタの暗証番号を入力する
- 借り入れしたい金額を入力する
- 取引内容に誤りがなければ「確認」ボタンを押す
- 明細書とローンカードを受け取る
- お金を受け取る
さらに詳しく知りたい方はこちらを確認してください。
https://www.acom.co.jp/use/
返済の流れ
返済には以下のような方法があります。
- インターネット(PC・スマホ)
- アコムのATM
- 提携ATM(手数料あり)
- 店頭窓口(平日9:30~18:00)
- 振り込み
- 口座振替
ATMを利用した返済方法の操作手順は、以下のとおりです。
- カードをATMに挿入する
- 「ご入金(返済)」ボタンを選択
- 4ケタの暗証番号を入力する
- 入金する口座を選択する
- お金を入れる
- 取引内容に誤りがなければ「確認」ボタンを押す
- 明細書とローンカードを受け取る
借り入れ・返済のいずれも、ATMによって操作方法に違いがある場合がありますが、ガイダンスに沿って操作すれば問題なく手続きができます。基本操作は公式ホームページ内「ATMご利用手順について」で確認しておきましょう。
また、アコム専用ATMでは手数料がかかりませんが、提携ATMの場合には手数料がかかりますので注意してください(取引金額1万円以下では100円、1万円超では200円)。
ATMご利用手順について|アコム
https://www.acom.co.jp/store/atmhowto/#seven_atm
返済額が気になる方は、公式ホームページでカードローン返済のシミュレーションをすることができますので、こちらも併せて利用することをおすすめします。
https://www.acom.co.jp/return/simulation/
アコムの申し込みを決めたときに注意すべきポイント
最後に、アコムでの借り入れを決めたときに注意しておくポイントをご紹介します。
- 利用時間を確認する
- 在籍確認があるのを忘れない
- 滞納はしない
- 返済方法はリボルビング払い
利用時間を確認する
アコムの申し込み・借り入れ・返済の手続きをする際は、手続方法によって対応できる時間に違いがありますので利用前に確認しておきましょう。
特に、突然お金が必要になった場合の申し込みには注意してください。即日での借り入れが必要な場合は、インターネットか自動契約機(むじんくん)の利用がおすすめです。
在籍確認があるのを忘れない
審査の際は、在籍確認が必ず行われます。
在籍確認とは、申込者が本当に働いているのか裏付けを取るため、勤務先などに電話をして行われる確認作業です。
会社員なら、自分の部署に連絡が取れれば完了することが多いですが、学生アルバイトの場合、勤務先で電話を取った人が名前を把握していないこともありえるかもしれません。なるべく自分で対応できる番号を伝える、アルバイト先の人に電話がかかってくることを伝えておくといった対策が必要になります。
滞納はしない
返済が滞ると携帯電話に確認の電話が入り、出ない場合は自宅に電話がかかってきます。それでも連絡がつかない場合には、郵便物で催促状が届くことになってしまいます。
滞納すればそれだけ返済すべき金額が増えるだけでなく、家族にバレるリスクも高まりますので、滞納しないように気をつけましょう。
もし支払うことができないとわかったら、まずアコムに電話しましょう。窓口はアコム総合カードローンデスク(0120-629-215)です。この窓口では、今後の返済計画の相談にものってくれます。
返済方法はリボルビング払い
アコムの返済方法は、基本的にリボルビング払いとなります。
毎月決められた金額を長期的に返済していきますが、支払期間の長期化によって金利に応じた利息が膨らみやすく、返しても返しても返済できないと感じることもあります。
そのため、まとまったお金が入ったときは、繰上返済や一括返済することも考えておきましょう。
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