※新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、掲載カードローン各社の営業時間等が変更になっている場合があります。詳細は各社公式サイトをご確認ください。

監修者
大学講師(専門:心理学)
佐藤 栄晃
さとう ひであき
アコム |
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目次
ACマスターカードの特徴
まずは、ACマスターカードの特徴から確認していきましょう。
アコムのカードは2種類
アコムのカードには、カードローン専用カードとACマスターカードの2種類があります。
今回紹介するACマスターカードは、カードローンとクレジットカードがセットになっており、もともとはカードローン機能あり・なしを選ぶことができました。現在はカードローン機能なしのカードは発行が終了しているため、申し込むことはできません。
独自の審査方式で柔軟に対応
アコムでは、独自の方式でクレジットカードの審査を行っています。公式ホームページにて掲載されているキャッチコピーにもある通り「最短即時発行!」ができるのは、こうした審査の形態があるからこそともいえます。
契約可能な対象範囲は広く、年齢が20歳以上であり、安定した収入(パートやアルバイト)と返済能力があれば、クレジットカードを発行できる可能性があります。ただし、収入のない専業主婦(主夫)や奨学金と仕送りで生活している学生などは、契約することができません。
一般クレジットカードと変わらず安心して使える
クレジットカードの利用方法は、他社のクレジットカードと変わりません。
国際ブランド(世界中の国・地域で利用できる)である、Mastercard取り扱い加盟店であれば、大型店舗はもちろん、スーパーやコンビニでも利用できます。消費者金融系のカードだからといって拒否されたり、買い物できなかったりなど、使えないということはありません。もちろんネットショッピングでも使えます。
ただし、ACマスターカードの支払い方法は、リボルビング(分割)払いのみとなりますので、注意が必要です。カードの利用について疑問があれば、電話で申し込みや問い合わせができます。また、女性専用ダイヤルも用意されています。
見た目ではアコムのカードとわからない
ACマスターカードは、表面にアコムとわかるロゴなどはいっさい印字されていません。銀色の表面に「Mastercard」と印字されているだけですので、見た目だけではアコムのカードであるとは判別しづらくなっています。
ACマスターカードと一般のクレジットカードと何が違う?
ACマスターカードを利用できる範囲は、一般的なクレジットカードとさほど違いはありません。実店舗でもネット上でも利用できます。しかし、支払い方法については、一般的なクレジットカードとは違いがあります。
前項でも少し触れましたが、アコムのクレジットカードは基本的にリボ払いにのみ対応しています。リボ払いとは、毎月の支払額を一定に固定し返済する方法です。一般的なクレジットカードであれば、一括払い、分割払い、ボーナス払いなどの種類があるため、こうした選択肢が少ないことは大きな違いであるといえるでしょう。
ACマスターカードのメリット
ACマスターカードがどんなものなのかを理解したところで、メリットを見ていきましょう。
最短即日発行可能
店頭窓口や一部の自動契約機(むじんくん)コーナーを利用することで、クレジットカードの即日発行が可能です。
旅先や出張先で急にクレジットカードが必要になったときなど、その場でカードを入手することができます。また、自動契約機(むじんくん)にアコムATMが併設されていれば、発行したカードを利用して、その場で融資を受けることもできます。
年会費無料
ACマスターカードの年会費は無料です。なお、初年度だけではなく、2年目以降も年会費を支払う必要はありません。必要な条件などもありません。
利用金額の0.25%が自動キャッシュバック
ACマスターカードは毎月の利用金額の0.25%が自動でキャッシュバックされます。受け取りに手続きなどはありませんので、受け取り忘れたといったこともありません。
また、毎月のキャッシュバック金額は、会員ページの「ショッピングご利用明細」から確認することができます。
海外でも使える
マスターカードは国際ブランドのクレジットカードですので、海外キャッシングも利用できます。海外で急にお金が必要になったときも安心でしょう。
利用限度額が高い
一般的なクレジットカードの利用限度額が50万円前後、ゴールドカードにランクアップした場合には200万円前後と設定されている中、アコムのACマスターカードは、クレジットの利用限度額が最高300万円まで利用できます。
また、クレジットとカードローンを合わせた利用限度額の上限が800万円まで設定可能であることは、大きなメリットとして評価できるでしょう。
ただし、限度額には審査があり、利用者の誰もが800万円まで設定できるわけではないことには注意しましょう。
ACマスターカードのデメリット
次に ACマスターカードのデメリットを見ていきます。
付帯サービスがない
一般的なクレジットカードでは、カードに付帯してさまざまな特典が用意されています。
例えば、国内外の旅行傷害保険が付帯することや、カード提示による施設の優待サービスなどが挙げられますが、アコムのACマスターカードには、こういった付帯サービスがありません。
ポイントがつかない
他社のクレジットカードには、使った分だけポイントが戻ってくるサービスがありますが、ACマスターカードにはポイント還元はありません。
しかし、現在アコムはキャッシュレス・消費者還元事業に登録されています。
これによって、還元対象の店舗・通販でACマスターカードを使うと、決済金額の5%(または2%)が還元されます。
ETCカード・家族カードがない
ACマスターカードでは、家族カードやETCカードの発行は行っていません。もちろん、それらの年間手数料も発生しません。
ACマスターカードを利用する際の注意点やポイント
これまでに紹介したメリット・デメリットを踏まえて、アコムのACマスターカードを実際に利用しようと思った方は、以下の注意点やポイントも覚えておいてください。
リボ払いのみ、支払い残高には利息がかかる
リボ払いは、毎月の返済額は一定ですので、支払いを一度で全て済ませる必要がなく、まとまったお金がなくても、支払いを行うことができます。ただし、支払残高に対して利息が発生してしまうため、支払いが長引くと支払総額が高額になります。また、クレジットカード利用時に「1回払い」と伝えても、自動的に「リボ払い」となることも覚えておきましょう。
利息がかからないようにするためには一括返済
ACマスターカードは、毎月20日(アコムの休業日に当たる場合は前営業日)締め、翌月6日(当社の休業日にあたる場合は翌営業日)払いという支払い方法となっています。
そのため、この引き落とし日までに全額返済することができれば、利息がかかることはありません。
返済方法による手数料に注意
毎月20日締め切り、翌月6日の支払日までに、利息がかからないよう返済できるめどがたったとしても、返済方法によっては手数料がかかる場合があるので注意が必要です。
返済方法としては、下記が挙げられます。
- インターネットでの返済
- アコムのATMでの返済
- 提携ATMでの返済
- 店頭窓口での返済
- 振込・口座振替(自動引き落とし)での返済
なお、インターネット、アコムのATMや店頭窓口、口座振替では、手数料がかかりません。コンビニなどの提携ATMで返済する場合には、別途手数料がかかります(1万円以下110円/1万円超220円)。
ACマスターカードの申し込み方法
それでは、実際にACマスターカードを申し込む方法をご説明します。
方法としては、店舗窓口、インターネット、電話、自動契約機(むじんくん)がありますが、今回は、もっとも早いインターネットと自動契約機(むじんくん)を使った方法をご紹介します。
契約は下記の手順に沿って行われます。
- 自動契約機(むじんくん)内で、申込用紙に記入し、機械に読み込ませる
- 自動契約機(むじんくん)に本人確認書類を提出する
- 借入希望額が50万円を超える場合には、収入証明書を提出する
- 審査を受ける
- 審査を通れば、カードが発行される
自動契約機(むじんくん)での審査は最短30分となっていますが、時間や混雑状況によっては数時間待つこともあります。また、審査では、安定した収入が本当にあるかどうか、申込者が申請した会社で本当に働いているか、裏付けを取るために申込者の勤務先に対して在籍確認が行われます。土日などで勤務先が休みのときには、その旨をオペレーターに相談しておきましょう。
なお、インターネットで先に申し込みをしておけば、カード発行にかかる時間を短縮することができます。ネット申し込みが完了すると、すぐに審査が始まります。最短30分でメールもしくは電話で審査結果が届きますので、最寄りの自動契約機(むじんくん)でカード発行手続きを行いましょう。
自動契約機(むじんくん)の設置場所は、アコムの公式ホームページにある「店舗・ATM案内」から検索することができます。受付時間は8:00~22:00まで、年末年始期間を除いて年中無休です。2020年4月1日以降は営業時間が変更になり、9:00~21:00となりますので注意が必要です。
自動契約機(むじんくん)でのカード発行手続きは基本的に、タッチパネルに表示されるガイダンスに沿って手続きをするだけです。万が一、操作していてわからないことなどがあれば、設置されているオペレーターへの直通電話で相談することもできます。また、自動契約機(むじんくん)では、カードの紛失時の再発行も可能です。合わせて覚えておきましょう。
ACマスターカードのQ&A
最後に、ACマスターカードについてのよくある疑問とその答えをご紹介します。
Q:電子マネーのチャージや公共料金の支払いには使えますか?
A:電子決済サービスのチャージや公共料金の支払いにも利用できます。また、利用金額の0.25%がキャッシュバックされます。
ただし、電子決済サービスについては、チャージできないものもあります。例えば、Apple Pay(アップルペイ)にACマスターカードは対応していません。また、クレジットカード自体に内蔵されている電子マネーもありません。
Q:リボ払いの手数料は他のクレジットカードと比較して高いですか?
A:アコム公式ホームページにて公表されているACマスターカードの利率は、「手数料率/実質年率:年10.0%~14.6%」となっています。消費者金融系のクレジットカードであるため、利率が高く設定されているように考えている方が多いかもしれませんが、一般的なクレジットカードと同程度の利率設定となっています。
Q:支払いが滞るとどうなりますか?
A:返済日までにお金が用意できず、延滞する場合には、担当者から個人名で連絡がある場合があります。支払いが難しくなった場合には、早めにアコム総合カードローンデスク(フリーコール:0120-629-215)まで問い合わせて、相談しましょう。受付時間は平日のみ9:00~18:00です。
Q:解約はスムーズにできますか?
A:解約は、アコム総合カードローンデスクへの電話による手続きと、自動契約機(むじんくん)や店頭窓口での手続きの2種類があります。
カードローンデスクや自動契約機(むじんくん)では、特に書類などは必要なく解約し退会できるので、思い立ったときにスムーズに手続きができます。もちろん、解約手続きの前に利用額が返済できていない場合は解約できませんので、手続きの前に全額返済しておきましょう。
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