家族葬、一日葬とは?葬儀費用は、どれくらい抑えることができるの?

最近は核家族化が進んでおり、葬式の形態も昔と比べてずいぶんと変わってきているようです。 最近急増しているのが、「家族葬」や「一日葬」など、近親者だけが参加する形の葬儀形態です。

その理由の一つに経済的に問題があるように思います。

家族葬や一日葬とは?

急増している家族葬や一日葬ですが、いったいどのような葬儀形態なのでしょうか? まずは、この家族葬や一日葬について少し紹介しておきたいと思います。。

家族葬とは?

最近よく耳にする機会が増えた「家族葬」ですが、実際にはどのような葬儀のことを家族葬と言うのかご存知でしょうか? 一般的には親族や親しい一部の友人のみで行う葬儀という解釈なっていますのが、実は家族葬に決まった形式はありません。

30名程度の参列者だけで行う葬儀を家族葬ということもあれば、本当に家族や親族だけで行う葬儀も家族葬という言い方をします。

実際に昨年私の父が他界したときも、葬儀社の家族葬というプランで葬儀を出したのですが、葬儀社と話をした私と一部の兄弟を除けば、あのときの葬儀が家族葬だったと思っている人は一人もいないでしょう。

一般的には30名や50名ほどの参列者を対象にした葬儀のことを今は「家族葬」という名称にしている葬儀社が多いという話だと思います。

家族葬だからといって、一般的な葬儀と比べ何も変わったことはありませんでした。 つまり「家族葬=費用が安い」という考え方は正しくありません。 きっと一般葬を希望しても、参列者の規模や祭壇のグレードなどで最終的な価格が決まると思ってください。 家族葬とは、あくまでも葬儀社の名称の問題である部分が大きいと思います。

もっとわかりやすく言うのであれば、葬儀社と葬儀の打合せをする段階で、参列者の数を聞かれます。 そのときに「だいたい50名くらいです」と答えると、葬儀社の人から「でしたら、こちらのプランでよろしいでしょうか?」と提示されるのが、家族葬プランだったりもする訳です。

要はこちらが、家族葬を希望していなくても、参列者の数などから葬儀の規模がプランとして決まっているので、何も指示しなくても家族葬というプランになってしまうことは珍しくありません。

1日葬とは?

こちらは家族葬と違って、通常の葬儀とは明確な違いがあります。 一日葬というのは、お通夜を行わずに、告別式と火葬のみを行う葬儀のことをいいます

故人が高齢であり、あまり参列者がないケースだったり、親族に高齢者が多く負担を軽減するなどの理由もありますが、実際には費用的な問題で一日葬を選択されるケースも少なくないようです。

最近増えてきた葬儀の形態なので、古くから営業している葬儀社では一日葬を取り扱っていないケースもまだまだ多いようです。 一日葬の特徴は、やはり何といっても葬儀費用を大幅に抑えることができる点にあると思います。 お通夜をしないのですから、それだけ斎場費も軽減できますし、飲食代も少なく済ませることができます。

ですので、「一日葬=費用が安い」というのは、間違っていませんが、それなりに問題もあります。 それは寺院の問題です。菩提寺をお持ちであれば特になのですが、お坊さんの多くは一日葬には協力的ではないと言われています。 やはり枕経、お通夜での読経、そして葬儀での読経という形で故人をお見送りしたいと思っているのでしょう。

ですので、一日葬を希望するのであれば、寺院の理解を得なければなりません。 それと一日葬に似た形式で「火葬式」というお葬式もあります。 この火葬式とは、お通夜と告別式を行わず、火葬のみを行う葬儀形態のことをいいます。 もちろん家族などの希望があれば、火葬場にお坊さんに来ていただき、そこで簡単なお経を読んでいただくこともできますし、故人との最後のお別れをすることもできます。

家族葬、一日葬、火葬式で費用をどれくらい抑えることができるのか?

もちろん葬儀をお願いする葬儀社によって料金は異なりますが、一般的な平均相場でお話をするのであれば、一日葬と火葬式であれば、大幅に葬儀費用を抑えることが可能になります。

費用の比較

家族葬や一日葬を希望するのであれば、きっと参列者の数は50名未満くらいで考えているのではないでしょうか? いや、一日葬や火葬式を希望するのであれば、10名から30名ほどかもしれません。

一応ここでは、参列者30名ほどとして料金の比較をしてみたいと思います。 家族葬を希望するのであれば、30名ほどの参列者でも費用が大幅に安くなることはありません。 理由は参列者の数に関係なく、お通夜や告別式も通常通り行われるからです。

ただ30名規模の家族葬であれば、多くの葬儀社は50万円から70万円ほどのプランを準備していると思います。 それに寺院へのお布施と参列者へ振舞う飲食費が掛かりますので、総額70万から100万円ほどを考えていた方が良いと思います。

次に一日葬ですが、こちらはお通夜を行わないので、その分の斎場費が安くなりますし、お通夜時の飲食費も浮かせることができます。 ただし、告別式にはお経を読んで頂かないといけないので、お布施は必要です。

しかし「告別式だけだからお布施は半額でいいよね!」とは行きません。 やはり読経代と戒名代を考えれば、通常の葬儀に近いお布施は必要だと思います。 ですので、同じく30名規模の一日葬であれば、葬儀社のプランでは30万円から50万円ほど。 それに寺院へのお布施と告別式当日の飲食費を考えれば、総額で50万~70万円ほどは考えておくのが良いでしょう。

そして最後に火葬式の料金ですが、こちらは斎場を利用しないので費用は大幅に抑えることができると思います。 葬儀社でも火葬式を取り扱っているケースが増えており、費用のほうか平均で20万から30万円程度だと思います。

お坊さんを呼ぶか呼ばないかは親族次第ですが、仮にお坊さんにきて頂き読経をしていただいても、通常の葬儀と比べればお布施の額は大幅に抑えることができると思います。 とくに葬儀社にお願いして、火葬場での読経だけお願いできませんか?と相談すれば、戒名代なども必要ありません。 ですので、火葬式に掛かる総費用は25万から40万円ほどで済ませることが可能だと思います。

この記事のまとめ

葬儀費用を抑えるため、最近では家族葬、一日葬、火葬式という形態の葬儀を希望する人が増えています。 家族葬というのは、あくまでも葬儀社のプラン名になりつつあるので、あまり費用削減の効果は期待できませんが、 一日葬や火葬式であれば、大幅に葬儀費用を抑えることは可能です。 ただし、寺院や参列者への配慮などもあり、何かと手が掛かるのも事実です。


葬儀というのは、終わってから後悔してもどうしようもありません。 費用だけの面でなく、自分が後悔しない葬儀で送り出してあげることも視野に考えるようにしましょう。

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