更新日:2020-05-26

銀行以外でお金を借りる方法を知りたい

銀行以外のところでお金を借りる方法が知りたい
そもそも金融機関以外でお金を借りることはできないのか?

お金を借りたいと思ったとき、真っ先に思いつくのが銀行かもしれません。

しかし、銀行でお金を借りようとしたら審査に通らず、結局お金を借りられなかったという話もよく聞きます。銀行以外のどんな金融機関でお金を借りられるのでしょうか。

また、お金を借りることができるのは、金融機関に限った話ではないのかもしれません。国や自治体などでもお金が借りられると聞いたことはありませんか?

このページでは銀行以外でお金が借りる方法を紹介します。

銀行以外でお金が借りられそうなところ

  • 銀行以外の金融機関なら信用金庫・信用組合、消費者金融、信用販売会社でお金が借りられる
  • 低所得者などを対象とした国や自治体の融資制度を利用することもできる
  • 貴金属や宝石、腕時計などを担保に質屋でお金を借りる方法もある

※新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、掲載カードローン各社の営業時間等が変更になっている場合があります。詳細は各社公式サイトをご確認ください

監修者画像:飯田 道子

監修者

ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)

飯田 道子

いいだ みちこ

銀行以外の金融機関で融資を受ける方法

銀行以外にも金融機関には信用金庫・信用組合、証券会社、保険会社や、消費者金融、信用販売会社など、資金貸借の仲介をするノンバンクがあります。その中でお金が借りられる金融機関は、銀行以外なら信用金庫・信用組合、消費者金融、信用販売会社になります。

銀行以外でお金が借りられる金融機関

  • 信用金庫・信用組合
  • 消費者金融(ノンバンク)
  • 信用販売会社(ノンバンク)

ノンバンクとは

与信業務、つまり貸出に特化した金融機関。銀行や信用金庫のように預金の受け入れはせず、資金を銀行などから借り入れて融資を行います。銀行法に則って業務を行う銀行に対して、ノンバンクは貸金業法のルールで業務を行っています。ノンバンクは、銀行と比べて融資の実行までの所要時間が短いが、金利が高い傾向にあります。

地域に根差してお金を融資するのが信用金庫・信用組合

信用金庫、信用組合ともに会員や組合員の出資で運営される非営利の金融機関です。

信用金庫は地域住民を会員とし、信用組合は地域の中小企業や個人を組合員として相互扶助を掲げているため、地域に根ざした融資、貸付が基本となっています(条件によって会員以外も利用可)。

会員、組合員は出資者として一口500円程度、最低10口(5000円程度)を納める必要がありますが、ノンバンクと比べて比較的低い金利で融資を受けることができます。

信用金庫、信用組合ともに、一般的になじみのある住宅、自動車、教育ローンなど目的別のローンだけではなく、生活費や交際費などにも利用できるフリーローンの融資も行っています。個人ローンでは最高500万円、10年以内で組むことができる場合もあります。

消費者金融(ノンバンク)ならその日にお金が借りられる可能性が高い

消費者金融は、社債の発行や銀行からの資金を元に融資をする金融機関です。銀行や信用金庫のように預金を扱うことはなく、カードローンを主なサービスとしています。

消費者金融は、貸主から利用者を保護するために金利を制限する法律「利息制限法」の基準の範囲内で貸し付けを行っていますが、金利は銀行などに比べると高めです。

一方で、審査から融資までのスピードが早く、最短即日で融資を受けることができます。銀行では審査に数日〜数週間かかる一方、消費者金融では最短30分〜1時間で終わります。

即日融資が受けられる可能性がある消費者金融は、銀行と比べて急ぎでお金が必要な場合に向いています。

消費者金融と銀行のカードローン比較

消費者金融 銀行
金利 比較的高め 消費者金融より低い
審査(※) 最短30分〜1時間 数日〜数週間
融資(※) 最短即日 数日〜数週間

※ あくまで目安です。審査期間、融資までの時間には個人差があります。

信用販売会社(ノンバンク)は目的別のローンが多い

信用販売会社は、クレジットカードやローンの規定などを定めた「割賦販売法」という法律のもと、ショッピングローンなどの信用販売をしています。

信用販売会社では、リフォームローンやオートローンなど目的別のローンや、目的を特に決めなくてもお金が借りられるフリーローンを利用できます。どちらも最初にまとまった額を借り入れして、毎月定額を返済していくスタイルです。

そのためフリーローンといっても、カードローンのように利用限度額まで借り足していくことはできません。

目的別ローンの金利は、カードローンなどと比べて低いため、明確な目的がある場合は利用しやすくなっています。ただ、審査は銀行と同じくらい厳しい傾向にあるようです。

クレジットカードのキャッシングは手軽だが金利は高め

金融機関からお金を借りるという意味では、クレジットカードのキャッシング枠の利用もそこに含まれるでしょう。

クレジットカードは、信販会社や銀行はもちろん、流通形の企業やメーカーなども発行しています。ショッピング機能が主な利用方法ですが、キャッシング枠を設定していれば、その枠内でお金の借入が可能です。

ただ、クレジットカードのキャッシングは金利は高めで、年15.0〜18.0%程度に設定されています。またキャンシングの限度額は低く設定されている場合が多く、10〜20万円程度しか借りられないこともあります。

さらに、クレジットカードの限度額内にキャッシング枠が設定されているので、キャッシングを利用するとショッピングで利用できる金額がその分減ってしまいます。

銀行の融資はプランが多く、金利が低いのが魅力

銀行でお金を借りる方法も確認しておきましょう。さまざまな種類のローンが受けられるのが銀行のメリットです。住宅、マイカー、教育など、目的別ローンや、引き落としで残高不足が発生したときにバックアップするローン、カードローンなど豊富な融資プランから検討できます。

目的別ローンを中心に金利は低めに設定されているのも魅力です。

銀行の融資プラン(三菱UFJ銀行の場合)

説明
住宅ローン 住宅購入や新築、増改築、リフォーム、借り換えなど目的に合わせて選択可。店頭窓口、ネット専用、金利固定、変動など都合に合わせてローンの申込が可能
マイカーローン 新車や中古車、バイク本体に加えて、見積書に記載された諸費用、オプション費用について利用可能。変動金利年2.975%、最大1000万円、最長10年の借入に対応
リフォームローン 増改築などのリフォーム工事、他社からの無担保リフォームの借替が可能。バリアフリー化導入のための優遇ローンも有り
教育ローン 学校の入学、進学に際して費用、塾、専門学校の授業料、留学資金などに利用可能。金利年3.975%で最大500万円、最長10年の借入ができ、医歯薬系学部専用のプランも有り
マイカード プラス 普通預金口座のキャッシュカードがそのまま利用でき、公共料金などの引き落とし日の残高不足を自動的に立替するカードローン。金利は14.6%、利用限度は30万円まで
カードローン「バンクイック」 使いみち自由(事業資金調達目的は不可)のカードローン。金利は年1.8%~14.6%、利用限度は10万円から500万円まで

闇金や個人間融資でお金を借りたり、クレジットカードでの現金化はNG

なかなか借りられるところが見つからなかったり、急いでいるからといって、貸金業の登録をしていない、いわゆる「闇金」や個人間融資では絶対にお金を借りてはいけません

近年では広く知られるようになってきましたが、違法な高金利での貸付を受けるだけでなく、更なる犯罪、トラブルに巻き込まれる可能性があります。個人を装った闇金業者による違法貸付も社会問題になっています。

また、ネットなどでクレジットカードの現金化をすすめる広告などを見かけますが、こちらも犯罪や詐欺に遭う可能性があり、手を出してはいけません。クレジットカード会社が不正と判断した場合は、一括請求を求められる可能性があり、自己破産すらできなくなります。

そもそも、クレジットカードのショッピング額を利用して現金を作るため、金銭的な損が増えるだけです。絶対に手を出してはいけません。

金融機関以外からお金を借りる方法

金融機関以外からお金を借りる方法としては、国や自治体の制度を利用する方法があります。ただし、国や自治体からお金を借りるには、低所得者であるなどの一定の条件が必要です。また、質屋のように身の回りの資産を元に融資を受けたり、現金化する手段も考えられます。

金融機関以外でお金を借りる方法の代表例

  • 国や自治体からお金を借りる
  • 質屋でお金を借りる
  • 友人や知人からお金を借りる

国や自治体からお金を借りる—日本政策金融公庫や全国社会福祉協議会

申込者の収入や家族構成など融資の対象が絞られますが、目的に合わせて低金利で国や自治体から融資を受けられる場合があります。

例えば、国民生活の向上を目的に政府が100%出資して設立した日本政策金融公庫では、子どもの教育資金の貸付や事業者向けの貸付を行っています。

また、各種の福祉サービスを提供している全国社会福祉協議会では、低所得者や高齢者、障がい者向けに福祉的な意味での貸付制度を幅広く用意しています。

日本政策金融公庫の代表的な貸付制度

制度名 説明(対象となる人、貸付限度額など)
教育一般貸付(国の教育ローン)制度 子どもの教育資金を必要とする場合最高350万円(一定の用件に該当する場合は、上限450万円)を融資。固定金利年1.66%で受験前でも申し込みが可能
恩給・共済年金担保融資制度 恩給、共済年金や共済組合が支給する厚生年金、災害補償年金などを受けている年金受給者に最高250万円(担保とする年金の年額3年分以内)を融資。恩給などを担保にする場合は金利年0.51%、共済年金を担保にする場合は金利年1.66%
※生活保護受給中は不可
一般貸付制度 事業者(ほとんどの業種で利用可能)を対象とし、最高4800万円、特定設備資金は7200万円を融資。金利は年0.31〜2.75%程度(担保の有無、返済期間などによって適用)

全国社会福祉協議会の代表的な貸付制度

制度名 説明(対象となる人、貸付限度額など)
総合支援資金制度 低所得者や高齢者、障害者の生活再建や住宅入居のための敷金礼金、技能習得に要する費用などを一時生活再建費として貸付。生活支援費、月15万円以内(単身)、住宅入居費40万円以内、一時生活再建費60万円以内を無利子で貸付(連帯保証人がいない場合金利年1.5%)
福祉資金制度 低所得者や高齢者、障害者が生業を営むための経費や技能習得、住宅の増改築、障害者用自動車の購入に必要な経費を貸付。資金の用途に応じて最大580万円を無利子で貸付(連帯保証人がいない場合、金利年1.5%)
教育支援資金制度 低所得世帯に属する者が高等学校、高等専門学校、大学の入学に際して必要な経費を最大50万円、修学に必要な経費を高校では月最大3.5万円、大学では月最大6.5万円を貸付。無金利だが、世帯内連帯保証人が必要
不動産担保型生活資金制度 低所得高齢者世帯、要保護高齢者世帯に対して居住用不動産を担保に生活資金を貸付。土地評価額の70%(集合住宅の場合は50%)、月30万円以内で金利3%、または長期プライムレート(※)のいずれか低い利率で融資

(※)金融機関が長期融資するときの最優遇金利のこと。

担保の資産価値に応じてお金を貸してくれる質屋

質屋では貴金属や宝石、腕時計などを担保に現金を融資しています。質預かりと言われ、査定額の範囲内でお金が借りられ、基本的には3ヶ月以内に元金と利息を支払って担保の質草を取り戻します。

利息を支払うことで支払いの延長ができ、不要の場合は質草をそのまま流す、つまり担保で返済することもできます。審査がないため、信用情報機関に履歴が残らず、融資が早いことがメリットです。

金利は月1.0〜9.0%程度から融資が受けられ、総量規制がないため、質草に見合った高額な融資を受けることもできます。また、在籍確認と呼ばれる勤務先への電話確認などもなく、融資を受けることができます。

友人からお金を借りる際には最低限のマナーを守る

少ない額ですぐに返せそうな場合、友人や知人に一時的に借りることも検討してもよいかもしれません。ただ、その友人はもちろん、周囲の人との関係も壊れてしまうリスクがあることは忘れてはいけません。

嘘をつかず、返済日、返済方法を伝えるなど最低限のマナーは守り、信用を失わないように充分気をつけましょう。

友人からお金を借りるときのマナー

  • 嘘をつかない
  • 返済日、返済方法を伝え、できるだけ早く返す
  • お礼をする
  • トラブルを避けるため借用書を作成する

金利を抑えるなら国や自治体からの融資や目的別ローンを検討

お金を借りる場合、できる限り金利を抑えたいものです。

国や自治体の融資は利用者の救済などを目的としているものがほとんどで、無利子だったり、金利があってもかなり低く抑えられています。まずは、自分の経済状態や家族構成などが、国や自治体の融資条件に合致しているかを確認しましょう。

国や自治体からお金を借りられる可能性が高い人

  • 低所得者や高齢者、障害者など
  • 失業者や未成年の子どもを扶養するシングルマザー(ファーザー)

次に検討するのが、銀行などが提供する目的別ローンです。住宅や自動車の購入、リフォームなどの目的なら、目的別ローンのほうが金利を抑えられる傾向にあります。

また、金利を計算するときには金融機関が実施しているキャンペーンや特典などもチェックも忘れてないようにしましょう。

目的別ローンがおすすめな人

  • 住宅、自動車、教育など利用目的が明確な人
  • 融資の目的が、生活費の不足や旅行など娯楽ではない人

生活費の不足などお金の使用目的がはっきりしないならカードローン

目的別ローンに該当しない生活費の不足などでお金が必要な場合は、銀行や消費者金融が提供するカードローンがおすすめです。

カードローンは、審査に通過すると貸付限度額というものが設定され、その金額までなら自由にお金を借りられるサービスです。金利は概ね年3.0〜18.0%と幅が広く、上限金利は高いので計画的な利用を心がけましょう。

カードローンの選び方—金利を気にするなら銀行、即日融資なら消費者金融

定期的な収入もしっかりしているなど、借入の審査に心配なく、少しでも金利を抑えたいなら、銀行のカードローンから検討しましょう。また、審査に通過するか、しないかは受けてみなくてはわかりません。多少審査に不安があっても時間に余裕があるなら、銀行のカードローン審査を受けてみてもよいかもしれません。

銀行のカードローンが向いている人

  • 金利が気になる人
  • 定期的な収入もしっかりしていて、ここ数年はクレジットカードなどの滞納がない人
  • 急いでお金を借りる必要がない人

少しでも早く融資を受けたい人は消費者金融のカードローンを検討しましょう。

消費者金融のカードローンが向いている人

  • 即日融資を受けたい人

他社からの複数借入や総量規制が気になるなら中堅の消費者金融に相談

銀行や大手消費者金融のカードローンから、すでに複数の借り入れをしている人は、中堅の消費者金融系のカードローンを検討しましょう。返済能力に応じて融資が受けられる可能性があります。

中堅の消費者金融カードローンを検討すべき人

  • すでに銀行や大手消費者金融などで借り入れをしている

ただし、滞納履歴があってブラックリストに載るような状態だったり、過去に債務整理をしてブラックリストに載ってしまっていると、中堅の消費者金融でも借入NGの可能性が高いです。

複数の金融会社から借り入れがある場合は、借入先を一つにまとめる「おまとめローン」を検討しましょう。月々の返済負担が減る場合があります。デメリットとしては返済期間が長くなるので、トータルの利息は増える可能性があります。

この記事のまとめ

  • 銀行以外の金融機関なら信用金庫・信用組合、消費者金融、信用販売会社でお金が借りられる
  • 一定条件に該当すれば、国や自治体の融資制度を利用できる可能性がある
  • 貴金属や宝石、腕時計などを担保に質屋でお金を借りる方法がある
  • 金利を気にするなら、(1)国や自治体、(2)銀行などの目的別ローン、(3)銀行のカードローン、(4)大手消費者金融のカードローンの順で検討
  • 消費者金融のカードローンは即日融資が可能なので、緊急でお金が必要な場合は検討する
監修者画像:飯田 道子

監修者

ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)

飯田 道子

いいだ みちこ

金融機関勤務を経て1996年にFP資格を取得。
各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。
どの金融機関にも属さない独立系FP。

保有資格

ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士

著書

「金儲けの落とし穴完全対策マニュアル―お金についての悪の手口への対策はこれで万全!」日本文芸社
「貯める!儲ける!お金が集まる94の方法」ローカス
ほか。

当サイトおすすめのカードローン

急いでいる人におすすめ

プロミス

申し込みはこちら

新規の口座開設不要

三菱UFJ銀行カードローン

申し込みは こちら

関連記事

お金を借りるのに源泉徴収票は必要なの?

「お金を借りるのに源泉徴収票って必要なの?」「

更新日:2020-07-02

即日にも融資対応!安全に利用できる中小消費者金融のカードローン

「大手消費者金融の審査に落ちたことがあるけど、即日融資できるかな?」…

更新日:2020-07-01

お金を借りるための担保にはどんなものがある?

「うちの家を担保にお金を借りられる?」 「…

更新日:2020-07-01

お金を借りる時の限度額はどう決まる?カードローン申込時の注意点

「大好きなブランドの限定モノが買いたい!だけど給料日はまだまだ先・・・…

更新日:2020-07-01

延滞中に追加でお金を借りたい!延滞した場合の対処法を解説

「返済期日が迫っているけど、お金がなくて延滞になりそう!」 「

更新日:2020-06-30