※新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、掲載カードローン各社の営業時間等が変更になっている場合があります。詳細は各社公式サイトをご確認ください。

監修者
ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)
飯田 道子
いいだ みちこ
目次
カードローンなら運転免許証だけでお金を借りることも可能
銀行や消費者金融など、金融機関各社がカードローンを提供しています。カードローンとは、個人向け融資サービスのことです。銀行、消費者金融のカードローンは、どちらも継続した安定収入があれば借入申込が可能になっています。では、申込の際に必要な書類とはどのようなものか見ていきましょう。
カードローン申込の必要書類
- 本人確認書類
- 収入証明書
一般的なカードローンの手続き方法では、本人確認書類と収入証明書という2種類の書類の提出を求められます。しかし消費者金融が提供しているカードローンでは、以下のような条件であれば本人確認書類のみで借入申込が可能になることがあります。
- 借入希望額が50万円以下
- 他社に借入がある場合は、借入希望額との合計が100万円以下
本人確認書類は運転免許証のほかにパスポートなども代用可能
お金を借りる際に提出を求められる本人確認の必要書類とは、公的な機関で発行された、現住所、氏名、生年月日が記載された書類を指します。では本人確認書類としてどのようなものが使えるのか詳しく見ていきましょう。
代表的な本人確認書類
写真付き | 写真なし |
---|---|
運転免許証 | 健康保険証(有効期限内) |
マイナンバーカード | 住民基本台帳カード |
パスポート(日本発行のもの) | 母子健康手帳 |
在留カード/特別永住者証明書 | 住民票 |
運転免許証やマイナンバーカードなど、顔写真付きの本人確認書類は信用度が高く、1点の提出のみで確認が完了することが多いです。しかし、顔写真付きでない本人確認書類しか持っていない場合は2点提出する必要があります。
例:健康保険証(写真なし)+ 住民票(写真なし)
そのほかの注意事項も確認しておきましょう。
- 住所確認書類
顔写真付き本人確認書類であっても、書類に記載の住所と現住所が異なる場合は、現住所を記載した住所確認書類が追加で必要になります。
- マイナンバーカードについて
マイナンバーカードと通知カードを混同しないよう注意しましょう。
- マイナンバーカード
- 写真付きのプラスチック製のカード。身分証明書としての利用が可能
- 通知カード
- 紙製のカード。マイナンバー(個人番号)の記載はあるが、身分証明書としての効力はない
- 日本国籍以外の人
日本国籍を持たない外国人は、本人確認書類として在留カードまたは特別永住者証明書が必要になります。一般永住者であれば、在留期間が長いほどお金の借入に有利になるという話もあります
書類の種類に関わらず、各社の提示する必要書類に不備があった場合は追加確認や審査スピードに影響が出てくる可能性はあるので注意しましょう。
カードローンの申込をする際の流れ
大手消費者金融が提供するカードローンは、店舗窓口、電話、Webなどから借入申込ができます。営業時間が限られる店舗窓口や電話と比べ、Webからの申込は24時間受付けているというメリットがあります。
Webでの申込から借入まで
- 申込
申込から借入まですべてWeb上で手続きをする「Web完結申込」を利用すると、必要書類はネット経由での提出となります。
本人確認書類の提出方法は、スマホで撮影した運転免許証などの画像データを、各社のサイトやスマホアプリなどへアップロードします。画像が不鮮明だった場合は、再提出を求められることがあるので注意が必要です。 - 審査
入力した申込内容と本人確認書類を元に審査が行われ、本審査の結果はメールで届きます。
- 審査結果回答・契約
審査結果メールにあるURLから照会ページへアクセスして、カードローンの契約を完了します。
- ATMなどから借入
契約完了後、申込時に指定した借入金額が口座へ振込され、銀行やコンビニなど、全国の提携ATMからお金を引き出すことができます。
借入希望額が50万円を超える場合は収入証明書も必要になる
運転免許証のみではカードローンの借入ができず、収入証明書が必要になるというケースが2つあります。
- 借入希望額が50万円を超える場合
- 希望する借入額と他社の借入残高の総額が100万円を超える場合
希望する借入金額によっては、本人確認書類に加えて収入証明書が必要となります。これは、継続した安定収入と返済能力を見極めるためです。
例えば、以下のような場合に収入証明書が必要になります。
例)他社で60万円借入 + 今回の借入希望額50万円 = 借入総額110万円
他社ですでに60万円を借りている状態で、今回新たに50万円の借入をしたいとします。
この場合、新たな借入希望額が50万円以下であっても、他社で60万円の借入があるため、借入総額が100万円を超えてしまいます。したがって、収入証明書の提出が必要となります。
収入証明書の種類
会社員の人がお金を借り入れる際、収入証明書となるのは以下の2つが代表的です。
- 給与明細(+賞与明細書)
- 源泉徴収票
提出時の注意点は、必ず最新の書類を提出することです。給与明細に限っては直近2ヶ月分の提出を求められることが多く、賞与がある場合は加えて、賞与明細書(直近1年分)の提出も求められることがあります。書類には必ず本人の氏名、発行日時、勤務先の名称、月収などが記載されていることを確認しましょう。
自営業、個人事業主の場合は?
個人事業主など自営業をしている人は、確定申告書や支払調書などが収入証明書となります。必ず税務署印が押されていることを確認して提出しましょう。
運転免許証の紛失・盗難に注意!
運転免許証だけでお金が借りられるということは、紛失や盗難にあった場合、違法業者によって悪用されてしまうリスクがあります。
他人の免許証を使ってお金を借りることは犯罪です。しかし、いわゆる闇金業者と呼ばれる悪質な違法業者であれば、運転免許証を使ってお金を借りられてしまうというケースがあるようです。金融庁に登録されている正規の貸金業者であれば本人確認を行いますが、違法な業者はそうではありません。
日頃から運転免許証の管理には注意しましょう。もし紛失してしまった場合は、最寄りの交番や警察署へ紛失届を提出します。自治体によっては紛失届の電子申請も可能です。運転免許証を再発行をする前に紛失届を提出することで、運転免許証が悪用されてしまったときの対策になります。
悪用されてしまい、見に覚えのない請求が来ても被害者側に支払いの義務はありません。まずは警察に相談をしましょう。
違法な金融業者については、金融庁のサイトに詳細が記載されています。
金融庁:https://www.fsa.go.jp/ordinary/chuui/
Web完結申込が可能な大手消費者金融のカードローンなら手続きがスムーズ
はじめてカードローンを利用する人には申込から借入まで、すべてインターネット上で手続きが完了する「Web完結」が手軽です。「Web完結」は大手消費者金融各社が提供しているサービスで、自宅のPCやスマホを使って24時間いつでもWebから借入の申込ができます。
大手消費者金融のカードローンは即日融資も可能
消費者金融が提供しているカードローンは申込から融資までのスピードが早く、即日融資できるところが多いのが大きなメリットです。大手消費者金融のカードローンをそれぞれ比較してみましょう。
大手消費者金融のカードローン比較
融資までの時間 | Web完結 | |
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アコム | 最短即日 | ◯ |
プロミス | 最短1時間 | ◯ |
アイフル | 最短1時間 | ◯ |
SMBCモビット | 最短即日(申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合がある) | ◯ |
サービス詳細に違いはありますが、各社はいずれもWeb完結のサービスを提供しています。カードローンの利用を勤務先に知られたくない!という人は、「SMBCモビット」のWeb完結申込を利用すると、電話連絡がないため勤務先にバレることなくカードローンを利用できます。
SMBCモビット |
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カードローンの無利息期間サービスをうまく使おう
消費者金融のカードローンの多くは初回利用時の無利息期間サービスを行っており、期間内に返済すれば金利0円で借入ができます。借入をしてもすぐに返せば利息の心配がいらないので、はじめてカードローンを利用するという人にも負担が少ないサービスです。「プロミス」ならはじめての借入翌日から30日間が無利息期間なので、契約から借入まで日があいた場合も安心です。(※メールアドレス登録とWEB明細利用の登録が必要です)
無利息期間サービス比較
無利息期間 | |
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アコム | 契約日の翌日から30日間 |
プロミス | 初回利用の翌日から30日間 |
アイフル | 初回契約日の翌日から30日間 |
プロミス |
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