更新日:2020-06-11

健康保険証だけでお金を借りる時の注意点

カードローンの申込で本人確認書類を提示してくださいと言われたけど、健康保険証しか持ってない…。大丈夫かな?
健康保険証だけで申し込むと、手続きが増えるの?

消費者金融のカードローンや、銀行のカードローンを申込する時は、必ず本人確認書類の提示が求められます。運転免許証などの「顔写真付き本人確認書類」を持っていると申込がスムーズですが、持っていない場合はどうすればよいのか気になるところ。

この記事では、本人確認書類は健康保健証しか持っていない人などを対象に、カードローンの申込時の注意点や本人確認書類の基礎知識を解説します。

健康保険証だけでお金を借りる3つのポイント

  • 平成28年10月から健康保険証1点の提示では申込不可
  • 健康保険証を持っていない人は、公共料金の領収書などと合わせると申込可
  • 消費者金融のカードローンなら、健康保険証+補完書類の提示でも即日融資が可能

※新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、掲載カードローン各社の営業時間等が変更になっている場合があります。詳細は各社公式サイトをご確認ください

監修者画像:伊藤 亮太

監修者

ファイナンシャル・プランナー

伊藤 亮太

いとう りょうた

健康保険証1点のみの提示ではカードローンの申込は原則不可

2020年5月現在、健康保険証1点のみの提示ではカードローンの申込は原則できません。

これは2016年10月に「犯罪収益移転防止法」が改正されたことで、顔写真のない本人確認書類で申込者本人の確認を行う場合は、別の書類も合わせて提示することがルールになったためです。

<参考>政府広報オンライン※2018年6月12日「金融機関などでの取引時に行う『本人確認』等にご協力ください」
顔写真付き本人確認書類を持っていなくて健康保険証ならあるという人は、現住所が確認できる書類を一緒に提示すれば申込は可能になります。各金融機関が指定する補完書類を用意しましょう。

カードローンの申込時に必要な本人確認書類とは

カードローンの申込時に必要な本人確認書類とは、公的機関が発行している書類のこと。氏名、住所、生年月日が確認できるものを指しています。

消費者金融や銀行のカードローンでお金を借りる時に必要な本人確認書類は、次の2つに分けられます。

  • 顔写真付きの身分証明書
  • 顔写真がない身分証明書

顔写真付きの身分証明書は、申込者の顔が分かることで信用度が高く、審査にも有効な本人確認書類になります。多くの場合は1点の提示で済むのが特徴です。

健康保険証のような顔写真がない身分証明書も多くあります。これらの書類しか持っていない人でも、現住所が確認できる書類と合わせて2点以上提出をすれば、本人確認は問題なく済むので安心してください。

顔写真付き本人確認書類

それでは、カードローンの申込時に必要な顔写真付き本人確認書類を具体的に説明していきましょう。
次の書類が挙げられます。

  • 運転免許証
  • 運転経歴証明書(※日本国内で発行されたもの)
  • パスポート
  • マイナンバー(個人番号)カード
  • 在留カード
  • 外国人登録証明書

カードローンの申込時に確認するポイントは2つ。

  • 記載されている名前、住所、生年月日、住所が同じであるか
  • 有効期限内であるか

特に住所の記載には注意してください。運転免許証の発行後に、引っ越しなどをして住所が変わったという場合は、現住所を確認できる書類にはなりません

最寄りの警察署などで運転免許証記載事項変更届を提出し、免許証の裏面に修正した住所の記載と公安委員会の公印を押してもらうことが必要です。

このように、記載してある住所と現住所が違う場合は、別の書類を提示することで申込が可能になることもあります。各カードローンのWebサイトなどで確認してみてください。

マイナンバーカードの注意点

顔写真付き本人確認書類の中で最も効力が高いのは、マイナンバーカード(個人番号カード)です。

マイナンバーカードとは、マイナンバー(個人番号)の通知後に個人の申請によって交付されるプラスチック製のカードのこと。本人の顔写真と名前、住所、生年月日、性別が記載されているもので身分証明書としても利用できます。

マイナンバーカードと間違えやすいのは「マイナンバーの通知カード」です。これはマイナンバーのみを知らせたもので、顔写真が付いていない紙製のカードになります。身分証明書や本人確認書類として利用できないので気をつけましょう。

顔写真がない本人確認書類

続いて、顔写真がない本人確認書類を説明しましょう。主に次の書類が挙げられます。

  • 各種健康保険証
  • 住民票
  • 戸籍謄本
  • 戸籍抄本
  • 国民年金手帳
  • 母子健康手帳
  • 児童扶養手当証書
  • 特別永住者証明書

カードローンの申込時に注意するポイントは2つ。

  • 記載されている名前、住所、生年月日が同じであるか
  • 有効期限内であるか

各種健康保険証の中には、裏面に住所、名前などを手書きで記入するものがあります。申込前に書いておきましょう。

また、金融機関によっては申込者の勤続年数や、扶養の状態を確認するため健康保険証の提示を促されることもあります。扶養に入っている場合は、審査に影響が出ることもあるので提出の時は工夫するとよいでしょう。

顔写真付き本人確認書類がない場合は公共料金の領収書などが必要

健康保険証など顔写真がない身分証明書を本人確認書類で提示する時は、各金融機関が指定する書類を合わせて提出します。
代表的なものは、現住所が記載されている公共料金の領収書や住民票などが挙げられます。

  • 電力会社の領収書
  • ガス会社の領収書
  • 水道局の領収書
  • 固定電話の領収書
  • NHKの領収書
  • 納税証明書
  • 住民票
  • 戸籍謄本
  • 戸籍抄本

これらの必要な書類については消費者金融、銀行どちらも大きな差はありませんでした。
申込前にWebサイトなどで必要書類を確認しておくとよいでしょう。

50万円を超える借入の場合は収入証明書が必要

カードローンの申込者の借入額が50万円を超える場合は、収入証明書の提出も必要になります。これは貸金業法という法律で定められているもので、書類を提出する条件は次の2つです。

  • 1社あたり50万円を超える借入を希望する場合
  • 他社からの借入を含めた借入額が100万円を超える場合

また、申込者の借入総額が年収の3分の1までとも決められています。これは総量規制といって申込者の返済能力を超える借入が出来ない決まりになっているためです。

例えば、年収300万円の人は100万円までしか借入ができません。審査の結果によっては、最大の借入額まで借りることが出来ないこともあるので注意しましょう。

総量規制の対象となる貸金業者は、消費者金融やクレジットカード会社などが挙げられます。銀行は貸金業者ではないため総量規制の対象外ですが、総量規制に準じた自主規制を行っています。

収入証明書の種類

上記条件に当てはまる場合、提出が認められている収入証明書は次のものが挙げられます。

  • 源泉徴収票(最新のもの)
  • 確定申告書(最新のもの)
  • 課税証明書(最新のもの)
  • 給与明細書(直近の2カ月分以上のもの)
  • 納税通知書(最新のもの)

可能であれば1年間の収入が分かる書類を提出すると審査がスムーズになります。源泉徴収票や確定申告書は、年収や勤務先なども明記されていることから1枚で有効な書類として扱われます。提出できる場合は準備しておくとよいでしょう。

融資まで早いのは消費者金融のカードローン

健康保健証だけの提示でお金を借りることは出来ませんが、必要な補完書類は銀行も消費者金融もほぼ同じでした。同じ手続きでカードローンの申込をするなら、融資までの時間が早い消費者金融のカードローンを検討してみてもよいかもしれません。

銀行のカードローンは、申込から融資までの時間がかかることが多く、銀行によっては口座を開設することも条件に入っているため、融資までに2〜3週間かかることもあります。早く借入したい場合には、銀行のカードローンは不向きといえるでしょう。

プロミス

  • 原則24時間振込も可能
  • 最短1時間で借りることも可能
  • 郵送物なし・カードレスのWeb完結も可能なので、家族などに知られることなく、借り入れが可能です。

消費者金融・銀行の審査時間と融資までの時間を比較

消費者金融大手3社と銀行のカードローンの審査時間、融資までの時間を比べてみました。

カードローン 審査時間 融資までの時間
プロミス 最短30分 最短1時間
アコム 最短30分 最短1時間
アイフル 最短30分 最短1時間
バンクイック(三菱UFJ銀行) 翌日以降 即日融資は不可
みずほ銀行カードローン 最短翌営業日以降 即日融資は不可

このように消費者金融のカードローンは銀行と比べて、審査と融資までの時間が早いのが特徴です。特にインターネットの申込は、24時間受付可能で各種手続きもWeb上で完結できることからおすすめです。

この記事のまとめ

  • 健康保険証のみの提示の場合、現住所が確認できる公共料金の領収書などを用意
  • 健康保険証の裏面の記載欄(名前、住所)は、事前に記入し、有効期限を確認
  • 健康保険証の申込の場合でも、審査と融資が早いのは消費者金融のカードローン
監修者画像:伊藤 亮太

監修者

ファイナンシャル・プランナー

伊藤 亮太

いとう りょうた

慶大院修了後、証券会社にて営業・経営企画、社長秘書等を行う。投資銀行業務にも携わる。
現在、資産運用と社会保障を主に、FP相談・執筆・講演を行う。東洋大学経営学部ファイナンス学科非常勤講師

著書

「ゼロからはじめる! お金のしくみ見るだけノート」(宝島社)(監修)、「金融入門基本と常識」(西東社)(著作)

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