住宅ローンの審査が厳しい理由。住宅ローン金利の低下と関係あり!

私は今でも住宅メーカーと不動産会社の両方に携わる仕事をしているのですが、少し前に比べ住宅ローンの審査が厳しくなっているという話を聞く機会が増えたように思います。

なぜ、最近になり住宅ローンの審査が厳しくなっているのでしょうか?

金利の低下が審査条件を厳しくしているのは明らか

私なりの結論から話すと、住宅ローンの審査が厳しくなった理由のひとつが「住宅ローン金利の低下」だと考えています。
なぜ金利が低くなると審査条件が厳しくなるのか?

今回はこれについて解説していきたいと思います。

住宅ローンの金利低下が止まらない

わたしの実家がマイホームを新築したのは、平成4年なので今から22年ほど前になります。
住宅ローンは住宅金融公庫(現:住宅金融支援機構)から借りており、今でいうフラット35と同じです。
当時の住宅ローン金利は今では想像できないほど高く、我が家の金利は5.2%の25年ローンでした。
今夏に名義人でもある父が他界し、団信の手続きなどで窓口となっていた金融機関に出向く機会が何度かあり、そのときの融資担当者と仲良くなったので色々と話を聞いてきました。

その担当者がいうには、たしかにここ3年ほど住宅ローンの審査は厳しくなったということでした。
5年前であれば、問題なく審査を通るような人でも、今は審査で不承認となるケースも増えているそうです。
その理由については後々話をするとして、話を金利に戻したいと思います。

フラット35であれば、2014年11月現在、35年固定で2%を少し上回るくらいなので、我が家の5.2%がいかに高い金利なのか理解頂けると思います。
今は変動金利ですが0.6%を下回る商品もあるので、今後固定金利もさらなる金利低下が予測できます。

なぜ、住宅ローン審査のことで、金利の話をしているのか?
次の項目でその理由を話していきたいと思います。

金利の低下と住宅ローン審査の関係

それでは前置きが長くなってしまいましたが、金利の低下が住宅ローン審査に対してどんな影響を及ぼすかの話をしていきたいと思います。

そもそも銀行というのは、利用者の預貯金を運用して利益をあげる仕組みなっています。
つまり、住宅ローンも利益をあげるための運用商品のひとつになります。
どのようにして利益を上げているのは説明するまでもなく、融資を行ったときの金利になります。

ここまで話せば凄く単純ですよね?
「住宅ローンの金利が下がる=銀行の利益が減る」ということになります。

住宅ローンだけの話ではありませんが、融資商品のリスクは、自己破産や延滞など、回収不能になることです。
しかし、お金を貸す以上、このようなリスクは覚悟しなければなりませんし、銀行側もそれを見越して融資をしている部分がありました。

つまり、年間○万円くらいの回収不能分が発生することは、銀行側も織り込みずみあり、そのマイナス分をカバーできるだけの利益を確保できていました。
それが各種ローンの金利が低下することで、銀行が確保できる利益は年々減少しています。
つまり、銀行としてはこれまでのように、回収不能を出していては経営が危うくなってしまう恐れだってあるのです。

そうなると、いかに不良債権とならないようにするかを突き詰めなければなりません。
つまり、キチンと返済能力があるかを厳しくチェックすることになります。

そうなると、これまでギリギリ審査に通っていた層の人は、審査で弾かれてしまう可能性が高くなりますよね。
結果としてこれが、住宅ローン審査が厳しくさせてしまっているわけです。

今後もさらに住宅ローンの金利は低下すると予測されており、そうなるとさらに住宅ローンの審査は厳しくなることも充分に考えられます。

金利が低くなるのを待つのも良いですが、それだけローンの審査が厳しくなっていることを覚悟しておかなければなりません。

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