※新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、掲載カードローン各社の営業時間等が変更になっている場合があります。詳細は各社公式サイトをご確認ください。
目次
必要書類は「本人確認書類」と「収入証明書」の2つ

「お金を借りたい」と思ったら、消費者金融のキャッシングや銀行のカードローンに申し込むという方法があります。
ただし、何も提出することなく借りられるわけではありません。
キャッシングやカードローンに申し込むとき、提出すべき必要書類というものがあります。
必要書類は「本人確認書類」と「収入証明書」の2つです。それでは、これらは一体どのようなものを指すのでしょうか。
申込時に提出しなければならない本人確認書類とは、顔写真と現住所が記載されている書類のことです。代表的なものとして、運転免許証があげられます。
一般的に本人確認書類として使えるものは、以下になります。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- 健康保険証
- パスポート
- マイナンバーカード
希望する借入額が50万円を超えるなら、収入証明書の提出は必須
基本的に、キャッシングやカードローンの申し込みは、本人確認書類の提出だけで可能です。
ただし、「希望する借入額(希望限度額)が50万円を超える」場合や「希望する借入額と他社との借入総額が100万円を超える」という場合には、収入証明書の提出も必要になります。
- 希望する借入額(希望限度額)が50万円を超える
- 希望する借入額と他社との借入総額が100万円を超える
なお、申込者の借入状況によっては、これらに該当しなくても提出が必要です。
また、会社勤めの給与所得者と個人事業主では、提出する収入証明書が異なります。
提出する書類は「直近1ヶ月」など最新のものという場合が多いです。ただし、最大では6ヶ月分までの提出を求められるケースもあります。
給与所得者の収入証明書になる3つの書類
給与所得者が消費者金融や銀行に提出する収入証明書としては、以下の3つがあげられます。
- 源泉徴収票
- 住民税決定通知書/納税通知書
- 所得(課税)証明書
上記のうちのいずれか1つについて、最新のものを用意しましょう。
これらを用意することが難しい人は、給与明細書でも提出できる場合もあるものの、「本人の氏名」「発行年月(支給年月)」「勤務先名(発行元)」「支払い総額(月収)」が明記されている必要があります。
ただし、ケースによっては賞与明細書が必要になる場合もあり、しかも銀行では給与明細書の提出は認められないところが多いようです。
個人事業主の収入証明書になる4つの書類
個人事業主が消費者金融や銀行に提出する収入証明書としては、以下の4つが挙げられます。
- 所得(課税)証明書
- 確定申告書(収受日付印のあるもの)
- 青色申告決算書(前年度のもの)
- 白色申告の収支内訳書
上記のうち、いずれか1つを用意しましょう。
給与所得者と違い、「確定申告書」や「青色申告決算書」などの書類の提出を求められます。
用意するのが難しい場合、給与明細書でも提出できる消費者金融もあるものの(※銀行では認められないところが多い)、「本人の氏名」「発行年月(支給年月)」「勤務先名(発行元)」「支払い総額(月収)」が明記されている必要があります。
キャッシング会社や銀行への必要書類の提出方法
必要書類は、キャッシングやカードローンの申込方法によって提出の仕方が変わります。
Web上(パソコンやスマートフォン)で申し込む場合には、カメラやスキャンを使い、画像データにしてメールで送信する、またはフォームにアップロードすることになります。
店頭窓口や自動契約機で申し込む場合には、必要書類を持参しましょう。
郵送で申し込みをするときは、必要書類のコピーを郵便で送ります。
提出方法 | 詳細 |
---|---|
Web(パソコンやスマートフォン) | 画像データにしてメールで送信するかアップロードする |
店頭窓口や自動契約機 | 必要書類を持参する |
郵送 | 必要書類のコピーを郵送する |
キャッシングやカードローンで提出する必要書類のまとめ
ここでは、消費者金融のキャッシングや銀行のカードローン別に、申込時に提出する必要書類(本人確認書類・収入証明書)をまとめています。申し込むときの参考にしてください。
カードローン | 本人確認書類 | 詳細 |
---|---|---|
アコム |
|
|
プロミス |
|
なお、顔写真がない書類を提出する場合、別途書類を求められることがあります。
カードローン | 収入証明書 | 詳細 |
---|---|---|
アコム |
|
|
プロミス |
|
キャッシングやカードローンで必要な書類の3つの注意点
キャッシングやカードローンの申込時に、気をつけるべき注意点があります。
それは以下の3つです。
- 本人確認書類に顔写真がない・住所が違う場合、別の書類が必要
- 外国籍の人は在留カードなどが必要
- 主婦が申し込む場合でも、必要な書類は同じ
(1)本人確認書類に顔写真がない・住所が違う場合、別の書類が必要
一般的にキャッシングやカードローンの申し込みでは、顔写真つきの本人確認書類を提出します。
また、書類に記載されている住所と、現在住んでいる住所が同じであることが必要です。
- 顔写真つきの本人確認書類は持っていないが、キャッシングやカードローンに申し込みたい
- 引っ越しなどの事情により、本人確認書類に記載された住所と現住所が違う
このような人でも、以下の書類のうちいずれかを提出すれば、申し込みが可能です。
- 住民票の写しまたは住民票の記載事項証明書
- 電気やガス、水道、固定電話(※携帯電話を除く)などの公共料金の領収書
- 国税または地方税の領収書、もしくは納税証明書
(2)外国籍の人は在留カードなどが必要
外国籍の人が申し込むとき、「本人確認書類」に加えて以下の書類が必要な場合もあります。
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 外国人登録証明書
消費者金融や銀行によって用意すべき必要書類はさまざまなので、詳細は各ホームページで確認しましょう。
(3)主婦が申し込む場合でも、提出する必要書類は同じ
パートなどの安定した収入があれば、主婦でもキャッシングやカードローンに申し込めます。
必要書類は会社員の場合と同様、「本人確認書類」と「収入証明書」の提出を求められます。