※新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、掲載カードローン各社の営業時間等が変更になっている場合があります。詳細は各社公式サイトをご確認ください。

監修者
ファイナンシャル・プランナー
伊藤 亮太
いとう りょうた
みずほ銀行カードローン |
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目次
みずほ銀行カードローンの審査結果が出るまでの流れ
みずほ銀行カードローンの場合、申込をしてから審査結果が出るまでのステップは申込方法(Web、郵送、電話、店頭)によって異なります。1つずつ詳しく解説していきましょう。
Web(パソコン・スマートフォン)で申し込んだ場合
(1)パソコン・スマートフォンから申込
みずほ銀行カードローンを利用する場合、みずほ銀行の普通預金口座の開設が必要です。
みずほ銀行の普通預金口座を持っていない人の場合、みずほ銀行カードローンとの同時申込も可能ですし、審査に通った後に普通預金口座の開設手続きを行うこともできます。
すでにみずほ銀行の普通預金口座を持っている人の場合は、みずほ銀行カードローンのみの申込をするだけで大丈夫です。
(2)審査
申込内容をもとに、みずほ銀行ならびに保証会社のオリエントコーポレーション(以下、オリコ)による審査が行われます。
(3)審査結果の回答
審査結果がメールにて届きます。ここで審査の合否がわかるわけですが、希望する利用限度額から減額する審査結果が届くこともあります。
郵送で申し込んだ場合
(1)郵送での申込
カードローン申込書に必要事項を記入の上、「本人確認書類のコピー」「本人の年収を確認できる書類のコピー」も同封して、郵送で申し込みます。
なお、郵送の場合は、すでにみずほ銀行の普通預金口座を持っている人しか申し込めません。
(2)審査
申込内容をもとに、みずほ銀行ならびに保証会社のオリコによる審査が行われます。
(3)審査結果の回答
審査結果が郵送にて届きます。希望する利用限度額から減額する審査結果が届くこともあります。
電話で申し込んだ場合
(1)郵送での申込
みずほ銀行カードローン専用ダイヤルから申し込みます。オペレーターが申込の受付をしてくれます。
- みずほ銀行カードローン専用ダイヤル
- 受付時間:平日 9時00分~20時00分
※12月31日~1月3日、祝日・振替休日は利用できません。
(2)審査
申込内容をもとに、みずほ銀行ならびに保証会社のオリコによる審査が行われます。
(3)審査結果の回答
審査に通った場合、電話にて連絡が届きます(ただし連絡がつかない場合には、郵送での連絡に切り替わります)。一方、審査に落ちた場合は、郵送での連絡となります。
店頭で申し込んだ場合
(1)店頭での申込
みずほ銀行の窓口で申込をします。来店の際には、「印鑑」「本人確認書類のコピー」「本人の年収を確認できる書類のコピー」を持参します。
(2)審査
申込内容をもとに、みずほ銀行ならびに保証会社のオリコによる審査が行われます。
(3)審査結果の回答
審査結果が郵送にて届きます。希望する利用限度額から減額する審査結果が届くこともあります。
みずほ銀行カードローンの申込から審査結果が出るまでにかかる期間は?
銀行のカードローンで全般的に言えることですが、即日の審査結果の連絡には対応していません。申込から審査結果の連絡までには数日の期間を必要とします。
みずほ銀行カードローンの場合、審査結果が出るまでの期間も申込方法によって異なります。
申込方法別審査回答時間
申込方法 | 審査回答までの時間 |
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Web(パソコン・スマートフォン) | 申込後、2~3営業日以降 |
郵送 | 申込書到着後、翌々営業日以降 |
電話 | 申込受付後、翌々営業日以降 |
店頭 | 翌々営業日以降 |
いずれの申込方法でも、審査結果の回答が「以降」となっていることから、審査に日数を要するケースもありますが、だいたい7~10日程度かかるのが一般的と言われています。
すでにみずほ銀行の普通預金口座を持っている人の場合だと、本人確認済みであることや口座の利用実績もあるため、審査がスムーズに行われる傾向にあるようです。
なお、みずほ銀行カードローンでは、土日祝日は審査に対応していません。そのため金曜日や連休前に申し込むと、間に休日が入ってしまう分、審査に日数がかかってしまうので注意が必要です。
みずほ銀行カードローンの審査基準は?
みずほ銀行カードローンの申込を検討している人にとって気になるのは、「自分が審査に通るかどうか」でしょう。
みずほ銀行カードローンの審査基準は公表されておりません。ただ、以下の3つの申込条件をすべて満たす必要があり、ここに審査に通るヒントがあるといえるでしょう。
申込条件
- 契約時、満20歳以上65歳以下の人
- 安定かつ継続した収入が見込める人
- 保証会社(株式会社オリエントコーポレーション)の保証を受けられる人
特に重要なのが、「安定かつ継続した収入が見込める人」と「保証会社(株式会社オリエントコーポレーション)の保証を受けられる人」であることで、注意が必要です。
契約時、満20歳以上満65歳以下の人
働いて収入が得られている年齢か、返済能力がある年齢かをチェックします。
安定かつ継続した収入の見込める人
安定した収入が得られにくいと判断される人は返済能力がないと判断され、審査から外されるおそれがあります。
保証会社の保証が受けられる人
みずほ銀行カードローンの場合、株式会社オリエントコーポレーション(以下、オリコ)が保証会社となっています。申込者がオリコの保証を受けられるどうか、オリコ自身が審査を行います。
保証会社は、銀行のカードローン利用者が借りたお金を返済できなくなったとき、カードローン利用者に成り代わって保証してくれます。
ただ、保証会社が保証してくれるからといって、カードローン利用者が返済を免れるわけではありません。銀行に対して返済する義務はなくなりますが、次は保証会社に対して返済義務を負うことになります。
カードローンの審査は「信用情報」と「自社審査」の2つの視点で行われる
カードローンの審査は、申込者の「信用情報」と、銀行ならびに保証会社による「自社審査」の2つの視点で行われます。
まず、「信用情報」は「個人信用情報機関」というところで確認して、申込者に借りたお金を返済できる能力があるかどうかをチェックします。
信用情報とは、本人を識別できる情報のほか、クレジットカードやローン等の申込・契約内容や支払状況、借入残高などの利用者の個人情報のことです。銀行や消費者金融会社、クレジット会社などは、信用情報をお互いに交換できる仕組み(個人信用情報機関)を作っているのです。
もし信用情報の中に、クレジットカードやローン等の長期延滞や債務整理、自己破産といった情報が個人信用情報機関に登録されていると、審査に通ることはありません。
また、信用情報に問題がなくても、銀行ならびに保証会社自身が保有するデータから総合的に審査の可否を判断する「自社審査」も行います。
例えば、オリコのクレジットカードの審査に落ちたことがある人は、みずほ銀行カードローンでも信用情報または自社審査で審査に落ちる可能性があるので、注意が必要です。
信用情報と自社審査の違い
信用情報 |
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自社審査 |
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みずほ銀行カードローンの申込時に必要な書類は2種類
みずほ銀行カードローンを申し込む際には、以下の2種類の書類が必要になります。
(1)本人確認書類
カードローンの申込者が間違いなく本人であることを証明するための書類です。以下のいずれか1通を用意して、みずほ銀行に提出します。
- 運転免許証
- パスポート(写真および住所のページ)
- 印鑑証明書
- 特別永住者証明書
- 運転経歴証明書
- 各種健康保険証(被保険者および被扶養者のページ)
- 住民票
- 在留カード
- 住民基本台帳カード
(2)収入証明書(コピー)
カードローンの申込者の年収がいくらあるかを確認できる書類です。以下のいずれか1通を用意して、みずほ銀行に提出します。
- 源泉徴収票
- 納税証明書(その1、その2)
- 住民税決定通知書または課税証明書
なお、個人事業主や会社経営者が用意・提出する収入証明書については、納税証明書か、住民税決定通知書または課税証明書のいずれかに限られます。
甘い?厳しい?みずほ銀行カードローンの審査に落ちた人の口コミをチェック
全般的に銀行のカードローンは消費者金融のカードローンと比べて、金利が低い傾向にあります。ただその分、銀行のカードローンの審査は消費者金融のカードローンよりも厳しいとされています。
口コミ調査をしてみたところ、みずほ銀行カードローンの審査も決して甘くはないことがわかります。
ネットで見つけてクレジットカードの支払いに当てるつもりでしたが、何社か借入してたからか審査に落ちたと思いました。借入総額が収入の3分の1を超えていたためだったと思います(会社員・50代男性/年収:600万円以上700万円未満)
店頭で薦められるままに申し込んだが、恐らく他所でもいっぱいカードローンを作っていたので、多重債務者だと思われて落ちたのではないだろうか(正社員(飲食店の従業員)・30代男性/年収:300万円以上400万円未満)
もともとみずほ銀行を利用していたので、気軽に手続きができると思い、申し込みました。生活費の不安があり、申し込みましたが、同時期に携帯電話の滞納があったりし、審査に落ちたと思います(派遣社員・30代男性/年収:200万円未満)
大手銀行のみずほ銀行で支店も多く、多少の延滞などだと大丈夫だろうと楽観視していたところスピーディーに適格な審査を普段からされているローン会社にはお見通しだった。しっかり自らの延滞癖などを改めた上で申請はするべきだと思いました。延滞癖のある人は気をつけてください(地方公務員(嘱託職員)・20代男性/年収:200万円以上300万円未満)
なぜ審査に落ちたのかを考えてみたのですが、おそらく70歳以上の高齢だった事が原因ではないかと思っています(個人事業主・70代男性/年収:400万円以上500万円未満)
みずほ銀行カードローンの審査に落ちる可能性が高い人・4つの特徴
では実際のところ、みずほ銀行カードローンの審査に落ちる可能性が高い人は、どんな人なのでしょうか。以下の4つの特徴に当てはまる人が考えられます。
(1)「他社からの借入が多い人」は審査に落ちる可能性が高い
他社からの借入が多い人は審査に落ちるおそれがあります。すでに他社から多額の借入をしているにもかかわらず、さらにみずほ銀行カードローンの申込をしていることがわかると、「資金繰りに窮しており、返済能力に問題あり」と見なされる可能性があるからです。
(2)「同時に他社にも申込をしている人」は審査に落ちる可能性が高い
みずほ銀行カードローンのほかに、他の金融機関でもカードローンの申込を同時にしている場合は、審査に落ちる可能性が高まります。複数の金融機関のカードローンに同時に申し込んでいることがわかると、「この人はお金に困っており、返済能力に問題あり」と判断されるおそれがあるからです。
(3)「在籍確認が取れない人」は審査に落ちる可能性が高い
カードローンの審査では、申込者本人が申込内容に記載した勤務先で本当に働いているかどうかを確認する「在籍確認」を、保証会社のオリコが行います。
そのときの電話で、本人が勤務先で働いていることが確認できれば問題はないのですが、実は虚偽の勤務先で申込をしていたり、病気・事故などが原因で長期休業状態であることが判明した場合は、「返済能力がない」と判断し、審査に落ちてしまうことがあります。
(4)「過去に長期延滞や債務整理・自己破産をしている人」審査に落ちる可能性が高い
過去において、長期にわたりローンやクレジットカードの返済を延滞・滞納をしたり、債務整理や自己破産をしたりしたことがある人は、カードローンの審査に通る可能性はまずないと考えた方がよいでしょう。
みずほ銀行カードローンの審査が不安なら、消費者金融も1つの選択肢
もし、みずほ銀行カードローンの審査に不安があるなら、消費者金融のカードローンも候補として検討してみるのもひとつの方法です。
下の図表を見てのとおり、一般的に消費者金融のカードローンは銀行のカードローンに比べて金利が高めに設定されています。しかしその分、消費者金融のカードローンの方が審査に通りやすいとされています。
主なカードローンの金利比較
銀行のカードローン | みずほ銀行カードローン | 年2.0%~14.0% (※) |
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三菱UFJ銀行カードローン 「バンクイック」 |
年1.8%~14.6% | |
三井住友銀行カードローン | 年4.0%~14.5% | |
消費者金融のカードローン | アイフル | 年3.0%~18.0% |
アコム | 年3.0%~18.0% | |
プロミス | 年4.5%~年17.8% |
(※)みずほ銀行の住宅ローンを利用している場合は金利が年0.5%引き下がり、年1.5%〜13.5%で利用できます。
なお、消費者金融のカードローンの場合、即日審査・融資が可能なところもあります。この点では、申込から融資まで一定の期間を要する銀行のカードローンに比べると、早く借りられるという利点があるともいえます。