※新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、掲載カードローン各社の営業時間等が変更になっている場合があります。詳細は各社公式サイトをご確認ください。

監修者
ファイナンシャル・プランナー
伊藤 亮太
いとう りょうた
みずほ銀行カードローン |
|
![]() |
|
---|---|
目次
みずほ銀行カードローンは即日融資に対応していない
消費者金融のカードローンには即日融資をうたっているものが数多くありますが、みずほ銀行カードローンは即日融資を行っていません。
カードローンでお金を借りるには、申込後に審査を受けて通過しなくてはいけません。みずほ銀行カードローンの申込方法は、Web、店頭、郵送、電話の4つがありますが、審査結果がもっとも早く判明する可能性が高いWebでも翌日以降の連絡です。即日融資は期待できないと考えるべきでしょう。
審査後にもさまざまな手続きもあり、みずほ銀行カードローンを利用できるまでには申込から2週間程度はかかるといわれています。
少しでも早く融資を受けられるようにするポイント
みずほ銀行カードローンでの即日融資は厳しいですが、少しでも早く融資を受けられるに越したことはありません。そこで、早く融資を受けられる方法を紹介します。
審査結果が早くわかるのはWebでの申込
融資を早く受けるには、審査を早く終わらせる必要があります。Web、店頭、郵送、電話の4つの申込方法の中で、審査が最も早く終わる可能性が高いのはWebでの申込です。
みずほ銀行カードローンの審査時間と通知手段
申込方法 | 審査時間 | 審査結果の通知手段 |
---|---|---|
Web | 2~3営業日後に審査結果を回答 | メール |
店頭 | 翌々営業日以降に審査結果を回答 | 電話+郵送 ※審査に落ちた場合は郵送のみ |
郵送 | 申込書到着後、翌々営業日以降に審査結果を回答 | 郵送 |
電話 | 申込受付後、翌々営業日以降に審査結果を回答 | 郵送 |
Webでの申込の場合審査結果の通知手段もメールになります。
みずほ銀行の普通預金口座を持っていると手続きを短縮できる
審査後の手続きについては、4つの申込方法で小さな違いはありますが、融資までの時間に大きな差がつく要因は、みずほ銀行の普通預金口座の持っているかどうかです。
みずほ銀行カードローンを利用するには、みずほ銀行の普通預金口座の開設が必要になります。そのため、すでにみずほ銀行の普通預金口座を持っている人は、口座開設の手続きが不要になるため、融資までの時間を短縮することができます。少しでも早く借り入れたい場合は、事前に口座を開設しておきましょう。
また、みずほ銀行カードローンを利用する際は「キャッシュカード兼用型」と「カードローン専用型」の2種類からカードを選ぶことができます。「カードローン専用型」は、カードローン専用のカードを新しく発行されるまで借り入れができないため時間がかかってしまいます。
少しでも早く融資を受けたいなら、キャッシュカードにカードローン機能が付与される「キャッシュカード兼用型」を選択しましょう。
みずほ銀行カードローンの契約までの流れ—みずほ銀行の口座を持っている場合
融資までの手続きが比較的早く完了するWeb申込の方法を、もう少し具体的にみていきましょう。まず、すでにみずほ銀行の普通預金口座を持っている場合は、以下のような流れで手続きを行います。
普通預金口座を持っている場合の流れ
- 申し込み
Web申込の場合は、パソコンまたはスマートフォンから申込フォームに必要項目を入力し、送信すれば完了です。
- 申請内容を元に審査
みずほ銀行と保証会社(※1)であるオリエントコーポレーションによって審査が行われます。この際、申請内容について、本人へ電話での問い合わせや、勤務会社へ在籍確認の電話がかかってくることもあります。
- 審査結果の確定
Web申込の場合は、申し込みから2~3営業日後にメールで審査結果の連絡が届きます。
- 本人確認書類・収入証明書類の提出
メールにて「必要書類登録用URL」が送られてきますので、各種書類を提出します。
- 契約完了、借り入れ開始
カードローン口座の開設メールが届きます。また後日「契約内容確認書」が自宅に郵送され契約完了です。
すでに口座を持っている場合、みずほ銀行のキャッシュカードでATMから借り入れが可能になるので、契約完了後すぐに借り入れができるようになります。
なお、「カードローン専用型」のカードの発行を希望した場合は、カードローンの手続きが完了してから1〜2週間後に専用カードが届きます。
(※1)貸したお金が返ってこないときに、利用者に代わって借入金を支払う会社のこと。審査業務も担当する。
みずほ銀行カードローンの契約までの流れ—みずほ銀行の口座を持っていない場合
みずほ銀行の普通預金口座を持っていない場合のWeb申込の流れもみていきましょう。
みずほ銀行カードローンを利用するには、みずほ銀行の普通預金口座は必須になります。申込時に口座を持っていない場合は、口座を開設する手続きがある分だけ、口座を持っている人よりも借り入れまでに時間がかかります。
カードローンの申込と並行して口座を開設する際には、「普通預金口座同時申込を希望する場合」(カードローン口座開設と普通預金口座を同時に申し込めるサービス)と、「普通預金口座同時申込を希望しない場合」の2通りの申込方法があります。
申込の際のフォームには、普通預金口座を同時に申し込んだ場合は利用開始まで2週間程度、同時申込を希望しなかった場合は利用開始まで3〜4週間程度かかると書かれています。早く融資を受けたい場合は、普通預金口座を同時に申し込んだほうがよいでしょう。
ただし、同時申込では運転免許証の画像データが必要になります。パスポートや住民票の画像はNGです。また、利用限度額を確認してから利用するかどうかを決めたいと考えている場合、利用限度額が希望に届かずに申込をしなくても普通預金口座だけが開設させるケースがあるので注意しましょう。
普通預金口座を同時に申し込む場合の流れ
- 申し込み
Web申込の場合は、パソコンまたはスマートフォンから申込フォームに必要項目を入力し、送信すれば完了です。口座同時申込の場合は、この段階で運転免許証の画像のアップをします。
- 申請内容を元に審査(普通預金口座を持っている場合と同様)
みずほ銀行と保証会社であるオリココーポレーションによって審査が行われます。この際、申請内容について本人へ電話での問い合わせや勤務会社へ在籍確認の電話がかかってくることもあります。
- 審査結果の確定(普通預金口座を持っている場合と同様)
Web申込の場合は、申し込みから2~3営業日後にメールで審査結果の連絡が届きます。
- 通帳の受け取り
通帳などが送付されますので、受け取って借入に備えます。
- カードローンの口座開設の連絡、キャッシュカードの送付
通帳などが受取が確認されたら、カードローン口座開設とキャッシュカードが送付されます。
- 契約内容確認書の記入
カードローン口座開設のメール連絡と自宅に「契約内容確認書」を郵送されます。
みずほ銀行カードローン利用に「キャッシュカード兼用型」を選択した場合は(5)で届いたキャッシュカードで借入ができます。「カードローン専用型」を選択した場合は、さらに1〜2週間後に専用カードが届くのは「普通預金口座あり」の場合の申込方法と同様です。
みずほ銀行カードローン |
|
![]() |
|
---|---|
申し込みから利用開始まで、どれぐらいの時間が必要?
みずほ銀行カードローンの申込から利用開始までの時間は、みずほ銀行の普通預金口座を持っているかによって大きく異なってきます。
すでに口座を持っている場合は早ければ数日程度、持っていない場合、口座開設を同時に申し込めば2週間程度、同時に申し込まなければ3〜4週間程度かかります。
みずほ銀行カードローンの申込から利用開始までの時間の目安
口座の有無 | 口座開設の申込方法 | 所要時間 |
---|---|---|
口座あり | 数日程度 | |
口座なし | カードローン申込と一緒 | 2週間程度 |
カードローン申込と別 | 3〜4週間 |
※あくまでも目安です
口座を持っていない人が、店頭窓口で口座開設とカードローンの申し込みを同時に手続きした場合、口座開設の審査結果は当日中に確定しますが、カードローンの審査結果は確定までに数日かかります。カードローンの審査に通過した後、約2週間で自宅にローンカードが届き、そこから融資が始まるという流れになります。店頭に行ったからといって、即日融資は受けることはできません。
審査に時間がかかる人の特徴と審査に落ちてしまう原因
安定・継続した収入があり、他社からの借入件数や借入残高が少なければ、審査に時間がかかってしまったり、落ちてしまったりする可能性は低いでしょう。
ここでは審査に時間がかかる人の特徴と、審査に落ちてしまう場合の原因を紹介します。対策を講じてスムーズに借り入れができるようにしましょう。
審査に時間がかかる人の特徴とは
年収が低い人や勤続年数が短い人は、審査に時間がかかる傾向があります。また、提出した書類に不備がある場合も、内容の確認が必要になり時間がかかってしまいます。
みずほ銀行カードローンの場合、申込方法や条件によって変動しますが、申し込みから1〜2日しか経っていない状態でしたら落ちたとは言い切れません。申し込みから数日が経過しても審査結果の連絡がない場合は、専用ダイヤルへ問い合わせてみましょう。
審査に落ちてしまう6つの原因とは
みずほ銀行カードローンの審査に落ちてしまう場合は、主に6つの原因が考えられます。
- 安定・継続した収入がない
基本的には、毎月1回以上の収入があれば「安定した収入のある人」と認められます。しかし、勤続年数が極端に短い場合(1ヶ月未満など)や、「給料が3ヶ月に1度の支払い」のように無収入の期間がある人は審査に落ちてしまう可能性が高くなります。
- 金融事故を起こした経験がある
カードローンやキャッシングの審査では、必ず申込者の信用情報(※1)を確認します。信用情報には、ローンやクレジットガードの利用履歴や、携帯電話代金の支払い状況といった情報も含まれます。
信用情報は信用情報機関に登録されています。この機関に返済の長期延滞や債務整理などの「金融事故」と呼ばれる情報が登録されてしまうと、みずほ銀行カードローンはもちろん、すべてのカードローン会社の審査に通るの難しくなります。他の支払いや取引でこのような事態も避けることが重要です。 - 他社の借入件数・借入残高が多い
みずほ銀行カードローンに申し込む際に他社からの借入件数や借入残高が多いと、返済能力を疑われ、審査に落ちる可能性が一段と高まります。
- 他のカードローンにも申し込みをしている
他のカードローン会社に申し込むのと同時期(1ヶ月も経たない間など)に、みずほ銀行カードローンへも申し込むと審査に落ちやすくなってしまいます。
個人信用情報機関には、カードローンやクレジットカードなどの申込履歴も6ヶ月間記録されています。また、この機関に申込履歴が残っている間は、各金融機関に情報が共有されます。一般的に、1ヶ月間に3枚以上に申し込むと「申込ブラック」と呼ばれる状態になり、この状態だと判明すればほとんどの審査に落ちると言われています。 - 勤務会社へ在籍確認が取れない
勤務会社へ在籍確認が取れず、審査に通らないケースもあります。申込者本人が電話に出られなくても、対応した人が「○○(申込者)は席を外しています」などと答えれば、在籍確認は完了となります。
しかし在籍確認の電話をした際に、虚偽申告や休職状態であることなどが発覚すると「返済能力がない」と判断され審査に通過できません。 - 自営業者・個人事業主である
今までに紹介した(1)〜(5)に該当していなくても、自営業者や個人事業主の人は審査が厳しくなる傾向があります。 br>みずほ銀行カードローンの審査が厳しいのではなく、他社においても給与所得者よりも審査が厳しくなっているのが実情のようです。
(※1)本人の名前、住所、勤務先など一般的な個人情報とローンやクレジットなどの借入状況や支払状況、銀行口座の残高などで構成される情報。
即日融資を希望するなら消費者金融のカードローンを検討する
みずほ銀行カードローンの場合、申し込んでから実際に融資を受けるまでには数日〜4週間程度はかかり、即日融資は不可能です。これはみずほ銀行カードローンに限った話ではなく、銀行のカードローンは基本的に即日融資は難しいと考えた方がいいでしょう。
どうしても即日で融資を受けたい場合は、大手消費者金融のカードローンに申し込んだ方がよいかもしれません。
例えばプロミスの場合、最短ですと即日で融資を受けることが可能です。また、インターネットでの申し込みは24時間365日受け付けていますので、連休前に急にお金が必要になった際などには助かります。
銀行や消費者金融など融資を受ける先はいくつか候補がありますので、自分に合った借入先を検討して選ぶことが大切です。
プロミス |
|
![]() |
|
---|---|