親の介護で離職・退職/こんなにかかる介護費用対策

親の介護で離職・退職/こんなにかかる介護費用対策

親の介護で仕事ができない・・・お金がピンチ

共働きだと、お子様が小さい頃は親頼みしたいものです。

しかし将来その親の介護が共働きを難しくする場面も少なくないのが現状です。

1. 今の政府の政策は「家で介護」を基本にしようとしている

2. 介護休業は育児休業よりも取得しづらい&使い勝手が良くない

3. 特別養護老人ホームは1年以上入居を待った人が3割超も!

1.今の政府の政策は「家で介護」を基本にしようとしている

共働きを続けられたのも、親がお子様の面倒をみてくれるからだと思っている共働き世帯は多いかと思います。

子供が小さいと子供が病気の時に面倒を見るおじいちゃん・おばあちゃんの存在なくしては、パートの仕事でさえ得られません。

では、子供が大きくなったら問題ないのでしょうか?
お子様の面倒を見てもらえたとなると、親は近居か同居しているかと思います。

その親もやがて老いを迎えたり、急な病に倒れる可能性があります。
その親を、共働きを続けながら介護するのは今の介護保険制度上では大変難しいのが現実です。

政府の政策が「家で介護」を基本にしようとしているからです。

2. 介護休暇は育児休暇よりも取得しづらい&使い勝手が良くない

育児休業は大分普及して50%以上(2013年実績)の働く女性が取得しました。一方、介護休業は男女合計で0.06%の取得率(平成24年度)である。

しかも、1人の家族の介護のために1回93日しか取得できない。
脳梗塞などで寝たきりや、半身不随になった病人を介護するのには93日という期間は短すぎるのではないかと思います。

多くの企業が休業中は無給ですが、雇用保険から給与の4割だけ支払われます。
育児休暇の場合180日間は給与の67%を雇用保険から、それ以上取得する場合は給与の50%を支払うことになっていて、差があります。

介護休業や介護保険など公的な支援だけで共働きを続けるのは難しいでしょう。

3. 特別養護老人ホームは1年以上入居に待った人が3割超も!

もちろん寝たきりであれば、特別養護老人ホームに入居が可能ですが、
入居するまでに1年以上待った人が3割超もいるという実態があります。

介護休業中に、適当な施設に入居するのは大変なことなのです。

親のおかげでお子様を育てながら共働きを続けられても、その後、親の介護のために離職を余儀なくしなければいけないというのが、現行の制度の問題点です。

しかし、親のおかげで続けられた共働きですが、その親を見捨てるわけにはもちろんいかないでしょう。

結局、介護保険ではカバーしきれない位高額な施設など、
比較的空いている施設に金銭的に無理をしても入れることになりかねません。

共働きしていても、妻の収入のほとんどが介護費用になってしまうかもしれないのです。

将来の自分の老後のこともありますが、親の介護資金も若いうちから貯めておかないと先々が大変な思いをすることになるかと思います。

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