生活保護は恥じゃない!恥ずかしい、落ちぶれたくないと考える方へ

生活保護は恥じゃない!恥ずかしい、落ちぶれたくないと考える方へ

恥ずかしくないですよ!生活が苦しい場合、生活保護の利用を検討してください

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働いているのに十分な収入が得られない、職を探してはいるけれどなかなか見つからない、体の調子が悪くて働けない、貯金も底をついてきた。

あなた自身や周りの人がそんな状態だったとしたら、生活保護の利用をおすすめします。

最低限度の生活を営む権利と生活保護

「生活保護を受けるなんて恥だ。 そこまで落ちぶれていない。」
このように思い、保護を利用したり他の人に勧めたりすることをためらう人もいるかもしれません。

自分がギリギリの状態で頑張っているからこそ、生活保護を受けている人に対して複雑な感情を持つ方もいるでしょう。

しかし、怪我や病気で働けなくなることは、誰にでも起こり得ます

昨今では大企業の業績不振が原因で早期退職を余儀なくされ、十分な退職金がもらえなかったという話も後を絶ちません。
苦しい状況に陥った時、それでも「生活保護に頼るのは恥ずかしい もう少し頑張れ」と言われたら、どうでしょうか?

生活が苦しいのは努力をしてこなかっただけ、自分の責任なのだと切り捨てるられるより、自分がそんな状態になった時にもちゃんと救われる、安心のある社会の方が健全です。

最低限の生活を送るのは憲法でも保障された権利なのです。

そしてその生活を保障するのが国の義務です。
社会保障がきちんと整備されていることが成熟した豊かな国の証しです。

たしかに権利だからと言って、生活保護に頼りきりで、できるはずの人が頑張って自立しようとしない方は問題があります。
頑張る気力がある方が、短期的に保護され自立の道を切り開くことができるのが生活保護というセーフティーネットです。

ですので、自立を目指して生活保護を受けることは恥ずかしいことではありません

誤解しないで!殆どの受給者は慎ましく暮らしています!不正受給は0.5%

ニュースなどで話題になる生活保護費の不正受給。
悪質なケースや芸能人がらみが目立って報道されるため、生活保護利用者へのバッシングの元になっている面もあります。

厚生労働省の発表によると、2013年度の生活保護費の不正受給は4万3230件。
金額は186億9033万円です。
多いと感じますが、生活保護の利用者は216万人おり、金額は保護費の総額に対して、0.5%に過ぎません。

不正の内訳は「働いて得た収入の無申告・過少申告」が合計で約60%、「年金受給の無申告」が約20%です。
具体的な理由は一家で生活保護を受給していて、家族の高校生がアルバイトし、アルバイトの収入を申告すると知らなかったなどの理由が多いようです。

いわゆる貧困ビジネスや、悪質なケースはあるとしても、生活保護というだけですぐに不正受給と結びつけて考えるのは早計です。

まとめ

生活保護の基準よりもっと苦しい状態にあるにも関わらず、生活保護を受けずに無理をして我慢をしている人が沢山いますが、心と体の健康を取り戻すために生活保護を「利用」して、生活を立て直してみることは、決して恥ずかしいことではありません。

間違った偏見にとらわれず、一時避難的にも生きるための権利として考えましょう。

人生は山あり谷ありです。

谷の時期は少ない方がよいですが、貧困期間が長くなれば長くなるほど立ち直る機会損失が起こる可能性があります。

一時的にも生活再建のための生活保護受給も考えてみましょう。

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